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水谷加奈のエンタの女王

映画、芝居、コンサート、歌舞伎、ミュージカルから、落語に文楽、能や狂言、そして、美術館、写真展、遊園地!?に至るまで。とにかくこの世は楽しいことがいっぱい!なのだ。エンタの女王、水谷発信の情報で、あなたも毎日エンジョイ!

Jul23

さ、さ、さ、さむい~!

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あぢぢぢぢ~。
毎日暑いですなあ。
じゃ、映画でも見て冷え冷えしてください~、
ってことでご紹介するのは『フローズン』。
ね、タイトルからして凍りそうでしょ?
こちら、体感型パニックスリラー。

誰もいないスキー場でリフトに取り残された3人。
次、リフトが動くのは1週間後!
猛烈な吹雪、マイナス20度の極寒。
なんとかしないと、このままでは凍ってしまう。
さあ、あなたならどうする!?
飛び降りる?
高さ15メートルだよ!
新雪ならいいけど、雪は凍ってカチカチ。
足の骨、折れるよー。
リフトの上のワイヤーを伝って下ってく?
いやあ、それって至難の業だよー。
容易じゃないよー。
よかれと思ってやったことが、
全て裏目に出てしまうという展開は、
言ってみれば『オープンウオーター』の雪山版。
思わずにやりとしてしまった。
CGを一切使っていないというのも好感がもてる。

普通、携帯持って滑るよね~。
とか、
狼ってそういう動物なの?
とか、突っ込みどころは満載だけど、
そこがまた面白い。
うーん、私だったら、リフトの上で
ウエアを脱いで、3人分のウエアをつなげる。
でもって、下まで垂らして1人を下ろすかな。
1人下りたら慌ててウエアを引っ張り上げて着なおせばいい。
なんて、自分ならどうするか考えながらも、
今度リフトに乗るときは、
携帯とちょっとした食料を持って、
トイレは済ませて、
あ、それからスキー場の営業時間を
前もって確認してから乗ろう、と
決めた私であった。

『フローズン』
  8月7日より公開

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