文化放送

水谷加奈のエンタの女王

映画、芝居、コンサート、歌舞伎、ミュージカルから、落語に文楽、能や狂言、そして、美術館、写真展、遊園地!?に至るまで。とにかくこの世は楽しいことがいっぱい!なのだ。エンタの女王、水谷発信の情報で、あなたも毎日エンジョイ!

Apr29

河口湖自然楽校

清水国明さんが経営している施設が河口湖にある。
寝泊りできる宿舎(元幼稚園だったかな?)を
ぐるり囲むようにして森が広がり、
子供達は木の上に上ったり、
森の中を自転車で走り回ったり、
ボードウオークでバーベキューをしたり、
釣りをしたり、
のびのび遊べるところだ。

この4月から清水さんは、
被災地の子供達や家族をこの施設で預かっている。
宿泊費や食費は全て無料。
週1回、大型観光バスで被災地を往復。
毎回30人ほどが行ったり来たり。
子供をはじめ、
生まれて間もない赤ちゃんを連れたお母さんや、
妊娠しているお母さんなども参加している。

先日遊びに行ったところ、
ホントに被災地からやってきたんだろうか?
と思ってしまうくらい、
子供達が何事も無かったかのように、
元気に明るく遊びまわり楽しんでいた。
ボランティアスタッフも入れて、
50名ほどでバーベキューをして
盛り上がったのだが、
我々が帰るときに1人の男の子が
なぜかくっついてくる。
いわきから来た小5のゆうだい君。
それまで輪の中心となって走り回っていたのに。
どうした?と聞くと、突然彼が泣き出したのだ。
思わず抱きしめてしまったが、
子供は子供で胸のうちにつらい気持ちを
溜め込んでいるのかもしれない。
泣きたいときは泣け!!

清水国明さん、大変だと思う。
心から応援してます。
ボランティアスタッフや寄付金も受付中。
ホームページをご覧ください。

http://www.workshopresort.com/kuniaki/

Apr22

抱きたいカンケイ

抱きたいカンケイイイ感じにときめくことができる
ちょっぴり切なくて、小気味よいラブストーリー。
主演は、
ナタリーポートマンとアシュトンカッチャー。

セックスフレンドからはじまる、
いつもと逆のラブストーリー。ってことなんだが、
つまり、
恋愛はしたいが、忙しくて時間がない。
しかも傷つくのはいや、
恋人と喧嘩したり、
恋人を束縛したり、恋人に束縛されたり、
ヤキモチ焼いたり、焼かれたり、
そういうこと全てがめんどくさい。
じゃ、セックスフレンド協定を結んで、
抱きたい、抱かれたいときだけのカンケイで
つきあえば楽しいじゃん!
っていうところからスタートする2人のストーリー。
まさにフツーのラブストーリーの逆から
はじまるカンケイなのだが、
コレが面白い!!
体だけの付き合いのはずの2人の感情が、
だんだん動いていくところが、
あああ!こういうのわかるよー。
と、こっちもドキドキしてしまうのだ。

決して巨乳ではないナタリーポートマンには
とっても好感が持てる!!(笑)
アシュトンカッチャーの胸板も合格!!(爆)
ラストでアシュトンがナタリーにこう言う。
「言っとくが、それ以上近づいたら、
 一生離さない」
きいいいいい。
ワタシも言われてみたいわあ。ドキドキ。

サントラもとってもよいよ。

『抱きたいカンケイ』
  4月22日から公開

Apr15

国民の映画

国民の映画
作・演出 三谷幸喜。
舞台は1942年第二次大戦下のドイツ。
芸術はナチスのプロパカンダとして利用され、
芸術活動は厳しい検閲下にあった。
政治に翻弄される映画人やナチスの高官たちが
キャラクター豊かに登場する。
小日向文世、段田安則、風間杜夫、そのほか、
舞台でおなじみのベテラン、白井晃や小林隆。
みんないい味出してる。
達者な役者陣だからこそ、
この舞台が生きるのだと思う。
違う人だったら、かなり冗長で退屈かも。
あ、そうそう石田ゆり子も出ているが、
あまりのベテラン陣に囲まれて影が薄い。
それほど、他の役者に底力があるってこと。

これまでの、
誤解が誤解を生んで、人間関係がこじれ、
トラブルが発生。
おたおたする登場人物に大笑いしてしまう、
という三谷作品とは一味違う。
重厚なテーマだが、それでも
やはり笑ってしまうというのは、
演出と役者の力なんだなあ。

パルコ公演は終わってしまったが、今後は
大阪に続いて、神奈川芸術劇場ホールでも。

『国民の映画』  
  神奈川芸術劇場ホール
     4月20日~5月1日

Apr01

わたしを離さないで

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なんだかとっても不思議な映画だった。
見終わった後に、もう一度
「わたしを離さないで」
というタイトルを口にすると、
いいようのない切なさがこみ上げてきた。

緑豊かな自然に囲まれた寄宿学校で学ぶ、
キャシーとルース、そしてトミー。
普通の子供、普通の学生であるはずの
彼らだが、実は大きな秘密を抱えている。
友情も、恋も、遊びも、
普通の若者達と同じように楽しみたいのに、
彼らにはある"真実"があるのだ。
そしてその秘密、真実を共有することによって、
複雑な絆が生まれる。
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近未来を描いているはずが、
まるではるか昔のおとぎ話を見ているような、
そんな妙な感覚に襲われる。

ルース役のキーラナイトレイ、そして
トミー役のアンドリューガーフィールドが、
決して健康的でない体格と表情で
リアルな演技をみせてくれる。
キャシー役のキャリーマリガンも、
今注目の女優。
押さえた演技が美しい。

『わたしを離さないで』
  公開中

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