文化放送

水谷加奈のエンタの女王

映画、芝居、コンサート、歌舞伎、ミュージカルから、落語に文楽、能や狂言、そして、美術館、写真展、遊園地!?に至るまで。とにかくこの世は楽しいことがいっぱい!なのだ。エンタの女王、水谷発信の情報で、あなたも毎日エンジョイ!

Jan30

志の輔らくご

志の輔らくご7年目となったパルコ劇場での志の輔らくご。
志の輔さーん、今年も面白かったですよー。
談志師匠が亡くなって初めて迎えるこの公演。
志の輔さんも、いつもと違う思いで
高座に上がられたのではないかとお察しする。

志の輔らくごでは、前座も二つ目もいない。
全て志の輔さんが演じる。
一席目、二席目は新作落語。
ちなみに二作目はおなじみ『メルシー雛祭り』。
ドタバタなんだが、最後にうるっとくるストーリーだ。
そして三席目は古典落語の『紺屋高尾』。
神田にある紺屋に勤めている染物職人・久蔵は、
まじめ一途に働く好青年。
その久蔵が、恋わずらい!?
しかも相手は吉原で一番人気の高尾太夫ときたもんだ。
果たして久蔵は高尾に会うことができるのか?

この話は、とてもあったかい。とってもいい話。
ホントにこういうことが起きると嬉しいよね、と思う。
「去年はいろいろあったから、
 今年は何かいいことがあればいいな、
 と思いましてね...」
と、志の輔さん。
そして、この『紺屋高尾』は、
談志師匠がよく演じていた演目でもあるから、
余計感慨深い。
斜め右を向きながら、左手で右耳の耳たぶを触る仕草が
談志師匠とそっくりで、なんだか嬉しくなった。

最後は長唄連中に合わせて、恒例の三本締め。
2012年、よい年になりますように。


『志の輔らくご』
  パルコ劇場 2月5日まで

Jan20

日帰り温泉

寒いですねー。
温泉でぽかぽかあったまりましょう。
日帰りで気軽にね。湯処 のぼり雲
今回は2件ご紹介。どちらも横須賀方面デス。

まずは、横須賀は衣笠駅近くの
『湯処 のぼり雲』
自然の恵み、健やかな美人の湯と言われる、
炭酸水素温泉。
湯上りは肌がすべすべ。
1000円カットがあるのも嬉しいね。
もちろん温泉のあとは食事処にてだら~っと、
ビールに三崎のマグロでも。

もう一件は、同じく横須賀は馬堀海岸。
海沿いにあるオーシャンビュー温泉。湯楽の里
『湯楽の里』
海を見渡せるのが気持ちいいね。
天然温泉かけ流し。
アカスリで体の垢を全て落として、サッパリ。
もちろん温泉のあとは、食事処でゆっくり。

はあ~。
極楽極楽。

『湯処 のぼり雲』
  046-851-2617→フロイーナ

『湯楽の里』
046-845-1726→イーナフロ

Jan13

フライトナイト

フライトナイト数多くあるホラーのリメイク版だが、
オリジナルを超える作品にはなかなか出会えない。
ここ数年だと『ハロウイン』のリメイクは面白かった。
なぜカレが殺人鬼になってしまったのかという原因を
現代の闇として考えているところがよくできていた。
バンパイアモノで『ボクのエリ』のリメイクも出たが、
これは明らかかにオリジナルのほうが面白かった。
タイトルの『モールス』も、ちょっと違う気がした...。

そしてホラー好きには見逃せないリメイクといったら、
伝説のバンパイアホラー 『フライトナイト』だ。
86年のカルトムービーが、どう生まれ変わるのか
興味深い!しかも3Dときたもんだ!
バンパイアから恋人を守るために、
不死身の怪物に闘いを挑む高校生の物語。

バンパイア役はコリンファレル。
眉毛が下がってるだけかと思ったら、
いやあ、この人バンパイア役がよく似合うわ。
コリンファレルに首筋噛まれたら、
そのままうっとりしちゃう。かも!
新しいバンパイア誕生。かも。

オリジナルとはまた違う魅力満載の1本。

『フライトナイト』公開中

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