7月27日放送分
先週に続いて前川先生の専門、血管外科領域の「下肢静脈瘤 その2」を紹介。
下肢静脈瘤の初期症状は「足の血管が浮き出る」「瘤が出来る」「むくむ」。
さらに静脈の血液が逆流して圧力がかかると、血管の水分だけではなく細胞も
しみだし、その中の赤血球には鉄が含まれているので「皮膚に色素沈着」
を引き起こします。さらに進むと皮膚に穴があく「皮膚潰瘍」になります。
潰瘍まで進行するのは稀ですが「あし」がつる、重い、だるい、疲れやすい、
痛い・・・不快な症状を感じたら専門医に診てもらうことをおすすめします。
初期の「下肢静脈瘤」は、簡単な治療で治すことができますと、前川先生。