8月31日放送分
30度を越す厳しい残暑が続いているので、注意が必要な「脱水症」のお話。
体の水分量は、赤ちゃんが70~80%、成人だと60%といわれています。
この水分は主に筋肉に蓄えられていますが、加齢とともに筋肉量が減少すると
水分量も失われるために、高齢者の水分量はおよそ50%といわれています。
つまり、高齢者はちょっとしたことでも「脱水症」を起こしやすい状態です。
年をとると感覚機能も低下するので、喉の渇きを感じにくい傾向があります。
「脱水症」の初期症状は、風邪の症状に似て、元気がない、微熱が出るなど。
唾液が減少し、喉が渇くといった症状がある場合は「脱水症」の可能性を疑い
水分を摂るようにしましょう。一日の水分摂取量は、2リットルが目安です。
ドクター前川のあしたの健康日記:2013年9月 3日 15:09
