2017/5/23

「共謀罪」午後に衆院通過 与党、採決強行辞さず

衆院は23日午後、犯罪を計画段階で処罰する「共謀罪」の趣旨を盛り込んだ「テロ等準備罪」を新設する組織犯罪処罰法改正案を本会議で採決し、自民、公明両党と日本維新の会の賛成多数で可決する見通しだ。民進党など野党は「審議不十分」として改正案を衆院法務委員会に差し戻すよう要求。今国会中の成立を目指す与党は、衆院通過のため採決強行も辞さない構えだ。
 本会議に先立ち、与野党は衆院議院運営委員会理事会で改正案を含めた7本の法案の議事日程を協議する。
 与党は24日の参院本会議で安倍晋三首相が出席して改正案の趣旨説明と質疑を行い、参院で審議入りしたい考えだ。

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