今週は、元プロテニスプレイヤーの杉山愛さんにお越しいただきました。

講談社から『杉山愛のウィッシュリスト100』というご本を出された杉山さんですが、最新のウィッシュリストが更新されたとか?

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クボジュンさん「四年後のオリンピック・パラリンピック東京2020のテニス女子監督というウィッシュが加わったと伺いました!」

杉山さん「こればっかりはニースがないとなかなか難しいのですが、何かお手伝いが出来たらいいな、携わりたいなって思って。」

クボジュンさん「愛さんは今、順天堂大学の学生さんなんですよね?」

杉山さん「はい、スポーツマネジメントやコーチングについて勉強しています。論文が進まない~!」

クボジュンさん「テニスを始めたのは4歳の時。他にもスポーツをやっていたんですもんね。」

杉山さん「色んなお稽古事をやらせてもらった中で、テニスが一番楽しくて週一回の練習じゃ物足りなくなっていったんです。試合よりもとにかく練習が好きだった。」

クボジュンさん「試合はなんで嫌いだったんですか?」

杉山さん「負けるくらいなら試合したくないっていう(笑)」

クボジュンさん「なるほど~(笑) 色々な記事を読んで思ったのが、愛さんのお母様の接し方がすごい!意思を尊重してくれる。愛さんが30分かけて靴ひもを結ぶのも手を出さないで、見てくれてたって。親だとどうしても、何でもかんでもやってあげたくなっちゃうと思うんです。」

杉山さん「母も若かったのにすごいですよね。当時、母は仕事をしていなかったからっていうのもあるとは思うんですけど、強制されなかった。私が発信することを待ってくれていましたね。親子と言えど、所有物としていなかったんだと思います。母には"子供は社会からの預かりもの"という考えがあったから。」

クボジュンさん「その後、25歳からはお母様がコーチになられました。私も今、娘を育てていて「ママは何にも私のことを分かってない!」なんて言われて落ち込むことも。愛さんはそういうことは思わなかった?」

杉山さん「ありましたよーっ!母は選手ではなかったから、「選手でもないんだから私のことなんて分からないくせに」って。でも、それはギリギリのところで我慢しました。スイッチを切り替えて、テニスに関しては"コーチと選手"、そのほかは"母と娘"。でも結局、常に"コーチと選手"だったかもしれない。」

次週は杉山さんご自身の子育てについてもお話を伺っていきます。

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【本日の1曲目】 風立ちぬ /松田聖子
【杉山愛さん 選曲】 With you /ゆず 

今回の選曲は、杉山さんの旦那さんが作ってくれた出産DVDでBGMにした曲なんだそう。「聴くだけでグッときちゃいます。」とのこと!

【久保純子 My Sweet Home】 2016年10月 3日 13:16