今週は、「久保純子マイスイートホーム」の漫画ソムリエ!

入船亭小辰さんにお越しいただきました。

 

前回に続いて第2弾!ということで、今回も落語ではなく

小辰さんおススメの漫画をご紹介いただきました!

 

 

<入船亭小辰さんがリスナーにおススメする泣ける漫画>

 

・末次由紀 作「クーベルチュール」

 

 双子のイケメン兄弟がとある街でチョコレート専門店「クーベルチュール」を営んでいる。そのお店とその2人を軸にして色々な人が関わってくるという1話完結の作品。

 2巻「ぶどう味」は働く女性・美果のお話。美果には小さい子供がいる為、仕事の時には実の母に面倒を見てもらっている。できるだけ甘い物を与えないように育てているが、与えてしまう母。喜ぶ子供。ある日、子供と遊びに行く約束をしていた美果に、急に仕事が入ってしまう。子供を母に預けると、母は子供をぶどう狩りに連れて行った。子供との初めての楽しい行事を奪われたと感じた美果は、電話で「私がいなくてもよくなっちゃうじゃない」と訴える。それに対し、「なに言ってるの、母親はずっと必要よ」と答える母。しかし美果は「私にはもうお母さんいらないのに」と言ってしまう。そこで携帯の電池が切れる。クーベルチュールに行き、チョコを食べて思いが溶ける美果。次に母と会った時、母は美果に言った。「全部自分でやろうなんて頑張らなくていいのよ。今が一番かわいい時期なんてみんな脅しみたいに言うでしょ。あんなのウソだもの。ずっとずーっとかわいいもの」

 

 

・松島直子 作「すみれファンファーレ」

 

 小学4年生の川畑菫(かわばた・すみれ)の日常を淡々と描いていく作品。

 お母さんと2人暮らしの菫は、「お父さんに会えなくて寂しいよな」と言われても、「私は小説家になりたいんです。だから寂しいとか悲しいとかって小説家になりたい私への人生からの贈り物かも。みんな私の悲しみを食べて元気になってくれる」と発言する。

 一人っ子だった同級生の女の子・みんみに、クリスマスの日に弟が生まれる。嬉しい反面、「今までクリスマスは独り占めしているような日だったけど、これからは弟の日になっちゃうのかな。一人っ子を卒業する私が嬉しいような悲しいような」と寂しそうに話すみんみに、菫は言葉を贈った。「みんみお姉ちゃん誕生日おめでとう」

 

 

今回は2冊を紹介していただきました。


なんと、小辰さんは雑誌を毎日買っているそうです!

 

月曜に少年ジャンプ、ヤングマガジン、ヤングコミック、スピリッツ、

火曜は隔週でイブニング、水曜はマガジン、サンデー、

木曜はチャンピオン、モーニング、ヤングジャンプ、

金曜は漫画ゴラク、隔週でスペリオール など!!まだまだあるそう!

 

これは・・・小辰書店!?

 

 

来週も素敵なゲストをお招きします。

 

お楽しみに! See you

 

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【本日の1曲目】 葛飾ラプソディー / 堂島孝平 

(文/スタッフC)

【久保純子 My Sweet Home】 2020年3月 1日 10:00