声出し解禁の波がミュージシャンもスポーツ選手も後押ししている!?

声出し解禁の波がミュージシャンもスポーツ選手も後押ししている!?

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9月6日「西川あやの おいでよ!クリエイティ部」(文化放送)は、今週お休みの西川あやのに代わって、同じく文化放送アナウンサーの久保朱莉が代理を務めた。特集コーナー「ライブの魅力を考えよう」というテーマでお届け。来場者の声出しも可能な公演が増えたいま、改めて音楽ライブやスポーツイベントなどを現地で観る楽しさを語り合った。

石戸諭「この前、日曜に行ったライブが東京国際フォーラムで、5000人ぐらいかな? この間(コロナ禍以降)、本当に声出しできなかったじゃないですか。1席空けて、距離をとってとか、声出しダメですよ、みたいな。それが声出し可能になるだけで、会場ってこんなに揺れるんだ、って」

久保朱莉「本当に揺れますもんね!」

石戸「演奏するミュージシャンも熱量を感じるのか、いつもよりアップテンポになっている気もして。観客の熱気もステージへダイレクトに伝わっている、というのは感じました」

久保「私、日曜に『鷲崎健のヒマからぼたもち』という番組を担当していまして。アーティストの皆さんがよくゲストにいらっしゃるんです。先日は宮野真守さんが、声出し解禁になったことが本当にうれしくて、新曲も『Sing a song together』といって、観客と一緒に歌う前提でつくったんだ、自分が書かないといけないといって作詞もしたんだ、と。皆さんも待ちに待った声出し解禁だったんだなと思いました」

石戸「(先述したのが)佐野元春さんのライブだったんですね。佐野さん、この間もアルバムもいろいろ出されて、すごくよかった。その完全再現というか『全部演奏するぞ!』という感じで。昔の曲もいくつかやったんですけど、終わったあとに、どういう人が来ていたかわかるじゃないですか」

久保「はい」

石戸「そうすると『あの人もいる! この人も来てたんだ!』みたいな。有名ミュージシャン、漫画家がいる……。いま佐野さんのファンはこういう人たちなんだ、へえ~、というのを見ながら帰っていく。SNSで感想を読みながら帰るまでがライブ、っていう感じがしてよかった」

永井玲衣「私はライブ大好きだし、音楽もお笑いも大好き。コロナ禍で、火曜部員の大島(XXCLUB大島育宙。旧水曜担当)さんの出演されるタイタンライブに行ったんですけど、当時はコロナがハードな時期だったので、観ている人たちも『笑い我慢しなきゃ!』みたいなものがありました。マスクしていれば大丈夫だったはずなんですけど、みんな『んふっ、ふふっ』と。いまは思い切り笑えますからね!」

特集ではスポーツの生観戦についても話した。昨年、株式会社プラネットによる調査企画をもとに株式会社ネオマーケティングが行った意識調査によると、生で観戦したい人の理由は『生の迫力、臨場感を味わえる』『選手の姿やプレーを生で観られる』『試合をリアルタイムで楽しめる』『みんなで一緒に応援する楽しさ、解放感』といった理由があった。

久保「(生観戦も)音楽ライブと同じで『一緒に応援しているんだ』というのがありますね」

石戸「あとカメラの視野と人間の視野は決定的に違いますよ。僕は柏で育ったんですけど、柏のスタジアム(三協フロンテア柏スタジアム(日立柏サッカー場))って、サッカー専用だからメッチャクチャ(ピッチが)近いんですよ。選手も近いし、声も届く。席から俯瞰で観ると、選手の動きも、テレビだとアップで撮られないところが、いかに大切かわかる」

久保「はい」

石戸「細かいところはわからないですよ? でも全体の感じや熱気に後押しされて、というのが選手もある。そういうのを観ても熱くなりますね」

久保「ゴールに向かっているとき、スタジアムが『オオ~!』って揺れますもんね」

石戸「あと夏に揺れるといえば、甲子園でしょう。今年は慶應の応援が『どうなんだ?』という話があった。僕はかなり影響あっただろう、という立場で。でも客の声が解禁されるって、ああいうことなんですよ。揺れるんだもん。その事態もひとつの楽しみですよ」

「西川あやの おいでよ!クリエイティ部」は毎週月曜~金曜の午後3時30分~5時45分、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。

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