政府の酒提供店への取引停止要請に「腹立ち過ぎた!」えのきどいちろう氏  7月9日「くにまるジャパン極」

政府の酒提供店への取引停止要請に「腹立ち過ぎた!」えのきどいちろう氏 7月9日「くにまるジャパン極」

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東京都の飲食店が再び苦境に立たされる。飲食店を対象にした新型コロナウイルス対策を強化するため、政府は酒類販売事業者に対し、政府の要請に応じず酒類提供を続ける飲食店との取引を止めるよう求めると明らかにした。さらに、要請を拒む飲食店の情報を取引金融機関に流し、順守を働き掛けてもらうことも検討しているという。このニュースを受けて7月9日放送の「くにまるジャパン極」(文化放送)でコラムニストのえのきどいちろう​氏は、「腹立ち過ぎて眠れなかった」とコメントした。なぜ、えのきど氏はここまで怒っているのか?

コーナー冒頭で、えのきどいちろう氏はラジオを聞いているリスナーにお願いした。

 

えのきど氏「リスナーの皆さんにお願いです。また、緊急事態宣言です。飲食店は、在庫を片付けなくちゃいけない。(宣言発令前までに)密を避けて、無理のない範囲でお店に行ってあげて欲しい。でないと本当に潰れちゃうよ。それから、店の人は心折れてる人も多いと思うんです。だから、大丈夫か?と声をかけてあげる。声かけてあげるだけで、人間は心があるから違うから。」

 

そして、今回の政府の対応に怒りをあらわにした。

 

えのきど氏「本当に弱い者いじめだと思うんです。酒類提供禁止、酒の提供をやめない店に酒を売るなと販売業者に要請、要請拒否店を金融業者に密告させる。暗黒社会ですよ。日本のみんなでかんばってやってきた。ご近所経済というか世間というものを分断してしまうよね。金融業者に要請っていうのって、本当なら金貸してやれって話だよね。」

 

野村邦丸アナもえのきど氏の意見に共感する。

 

野村アナ「飲食店と地元の金融機関は持ちつ持たれつでやっているところがある。(これをやることで)地場経済を完全に止めてしまう。宣言解除されても、感情のこじれや不信感は残りますよね。」

えのきど氏「助け合ってやっていたところを壊す。これは、街が壊れ、東京が壊れちゃうと思うんです。」

 

さらに、えのきどいちろう氏の怒りはヒートアップする。

 

えのきど氏「総括してみると、問題は政局にあるかもしれない。でも、それは俺らには関係ないから。俺の仲間がやってる店が救われないですよ。生きていきづらい人を面倒見て助けていくのが政治だと思うし、国の仕事だろと思う。本当に嫌になったね。」

 

このように、えのきど氏は政府の対応を批判した。

<参考ニュース>
 政府は8日、飲食店を対象にした新型コロナウイルス対策を強化するため、酒類販売事業者に対し、政府の要請に応じず酒類提供を続ける飲食店との取引を止めるよう要請すると明らかにした。要請を拒む飲食店の情報を取引金融機関に流し、順守を働き掛けてもらうことも検討。要請に従う店舗への協力金は審査を簡略化し、一部を先払いする仕組みを導入する。  西村康稔経済再生担当相は「協力してもらえる人には早く協力金を支給するが、要請に応じなければ厳しい対応を都道府県と連携して取る」などと説明した。だが、疲弊した業界の反発を招く可能性もある。
(共同通信ニュースより)

「くにまるジャパン極」は平日朝9~13時、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。えのきどいちろう氏は第2金曜日にコメンテーターとして登場。radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。

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