西武・森不在も岡田が”必死のパッチ”攻守に存在感!ずっと緊張「新人の気持ち」(ライオンズナイター)

西武・森不在も岡田が”必死のパッチ”攻守に存在感!ずっと緊張「新人の気持ち」(ライオンズナイター)

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森の不在を大阪桐蔭の先輩・岡田が「必死のパッチ」で救った。

6月27日以来、2か月ぶりのスタメンマスクは予期せぬ形で訪れた。この日、山川の個人マネージャーが新型コロナ陽性となり、濃厚接触の可能性がある山川と森が特例2021で一軍登録を抹消。「練習の時から“どうしよう”と思って、新人の気持ちでした」と試合中も“緊張しっぱなし”だったと明かしたが、的を絞らせない巧みなリードで、プロ2度目の先発マウンドに上がった渡邉勇太朗を2勝目に導いた。

「勇太朗と緩急をうまく使おうと話をしていた。カーブもストライクゾーンに入れてくれましたし、勝負所でしっかり投げてくれたので良かったと思います」

6回以降はリリーフ4投手の良さを引き出し、ソフトバンク打線を単打4本に抑え込んだ。「ピッチャーのおかげ、自分は球を受けてただけですけど」と謙遜しながら「完封勝利は本当に嬉しい。そこはバッテリーが評価される部分だと思うので本当によかった」と安堵の表情を浮かべた。

打席でも、リーグ2位の打率を残す森に負けじと持ち味を発揮した。第1打席は7球目を選んで四球、第2打席では1・3塁からファウルで粘って右前適時打。「必死です!それだけです!」と汗を拭う岡田に、文化放送で解説を務めた東尾修さんも「バットに当てようという気持ちは1番。スッポンの岡田が出た!」とご満悦だった。

お立ち台では「山川も森も無事に戻ってきてほしいなと思いますし、皆さんの熱い青炎で元気になると思うので、元気にしてあげてください」と優しい言葉でファンに呼びかけながら、自身について「ホンっマにノッていきたいですねぇ」と力を込めた岡田。大阪桐蔭の大先輩・中村には「きょうは岡田君がすごく頑張ってくれたんですけど、森が帰ってくると中々出られなくなるんで、ベンチで頑張ってほしいなと思います」と愛あるイジリを受けたが、後半戦、上位浮上に向けて“西武に岡田あり”と存在感を示していく。

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