一般社員から社長へ。そのとき、「視点」はどう変わるのか? ステッドラー日本代表・遠井孝夫氏

一般社員から社長へ。そのとき、「視点」はどう変わるのか? ステッドラー日本代表・遠井孝夫氏

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30年を超えるコンサルタント歴の中で8000社を超える企業を見てきたNIコンサルティング代表の長尾一洋さんが、あるときは「孫子」の智恵を応用し、またあるときは「経営者としてのこれまでの経験」をもとにビジネスシーンでの課題をコンサルティングしていく番組・文化放送「孫子であきない話」(月19:30~20:00)

12月20日(月)は、ドイツに本社がある歴史ある文具メーカー、ステッドラー日本株式会社ステッドラー日本株式会社の代表取締役・遠井孝夫さんにお越しいただきました。

文具好きの方から熱狂的な支持を受けているステッドラーの筆記具。その歴史のはじまりは、なんと1662年!日本が江戸時代前期だったこの頃、ドイツのニュルンベルクにフリードリッヒ・ステッドラー氏が「鉛筆職人」として認定を受けた記録が残っているそうです。

当初は家内工業で手づくりしていたようですが、需要が高まり、さらにイギリスで起こった産業革命の流れもあって、J.S.ステッドラー氏が工場を設立して大量生産に乗り出したのが1835年。その後、マーケットを求めて積極的に海外に販売網を展開していくと同時に、48色の色鉛筆やシャープペンシルなど、新たな商品の開発・製造を行い事業を拡大していきました。現在は26か国に支社があり、150以上の国と地域で販売されているという、まさにグローバル企業です。

そんなステッドラーの日本法人を率いているのが、遠井孝夫さん。小学生時代にステッドラーのプラスチック消しゴムと出会い、地理学を学んだ大学ではステッドラーの自在曲線定規を使用していたそうですが、「だからといって、就職しようとは特に考えていなかった」。ところが、「運と偶然とタイミング」によって、別会社の内定を断ってステッドラーへの入社を決めるに至りました。入社後は、社内のすべての部署を経験し、2010年、ステッドラー日本の代表に就任。現在、11年目を迎えています。

「一般社員だったので、社員の気持ちはよくわかるんです」という遠井さんは、社長になって以来、年に2回、社内の全員と個人面談を行ってじっくり話を聞くことを続けておられます。「みんなが同じ方向を向くようにするのが、非常に重要」だと語る遠井さん。とはいえ、社内には利害の矛盾する部署があり、また、部分的な改善が必ずしも全体にとっての善ではないケースもあります。社長になってから大きく変わったことの一つとして「全体を見るようになった」とおっしゃっていました。この話には、同じく社長としてNIコンサルティングを率いる長尾一洋さんも大きくうなずいて共感。「社内に生じる矛盾、バランスが大事ですよね」

文具をめぐるマーケットは、今後縮小していくことは避けられない状況です。子どもの数が減っている。日本人の人口も減少している。デジタル化によるペーパーレスの浸透。さらに、「今の人たちはスマホでコミュニケーションをするから、筆記具を使わない」!

向かい風ばかりが続く状況ではありますが、一方で「大人のぬり絵」や書道などの人気は高まっていて、趣味の世界は依然として残り続けます。自分の手で作り出す喜びを、きっと人は手放すことはないでしょう。

歴史あるドイツのメーカーならではの品質の高さに加えて「持ってうれしい」「使って楽しい」かつ「他とはちょっと違う」というステッドラーの文具。

この冬、クリスマスカードや年賀状、新年のご挨拶などにステッドラー製品を使って手書き(手描き)のメッセージを大切な人に贈ってみませんか。

「きっと気持ちがより伝わるのではないでしょうか」

 

番組では、NIコンサルティング長尾一洋社長へのお便りを募集しています。採用されたら、無料コンサルティングどころか、QUOカード1000円をプレゼント?!
📧sonshi@joqr.net まで!

ポッドキャストでもお聞きいただけます
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