ベルマーク、デジタル化すればさらに楽しく集められる!?

ベルマーク、デジタル化すればさらに楽しく集められる!?

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2月22日「西川あやの おいでよ!クリエイティ部」(文化放送)、特集コーナーは「ベルマーク」をテーマにお届けした。

西川あやの「お二人はどうですか、集めていました?」

永井玲衣「そうですね。ぼんやりでしたが。絶対に集めなければ、というわけでもなかったと思うし。なんとなく集めて、誰かの手作りボックスに入れていた記憶があります」

大島育宙「僕もあまり憶えていないんです。ただ選ぶとき『ついているものにしてください』と言われていた気はする。ノートもベルマークがついているものを買っていた記憶がある。ただ最終的に渡すのは保護者の仕事になっていた、最終権限が生徒になかった気はします。どこかに渡している、という手触りはない」

西川「ここに高井ジロルさんが書かれた『ベルマークのひみつ 誰もが集めた、なつかしの〈あのマーク〉のすべて』という本があります。冒頭に、ベルマークでこういうものが買えますよ、という例が載っています。すごい、教卓とか、入学式とかに体育館の壁に貼られるユニット紅白幕とか」

大島「跳び箱とかハードル走のハードルみたいなのがもらえます、みたいな表は見たことあります。ただ実際に自分の学校がもらっていたかは知らないな……」

西川「現在、ベルマークの管理がとても大変だということなんです。保護者の方はメルカリで仕分け済みのものを購入するほど。負担なんでしょうね」

大島「本末転倒ですね。ある程度の強制がある学校っていうことでしょうね」

ベルマークを集めることが負担に、という話題を受けて、改善案も考えた。

西川「時代に合ったベルマークのあり方、どういう形が考えられますか?」

永井「消費行動みたいなことに意識を向ける、家庭内での会話、保護者同士の交流が生まれる。学校と企業がつながる、そこに関われる。それが備品として買いました、と発表されて、ワーッとみんなが喜ぶことで実感を得られる。いいポイントはたくさんあるはずで、そこを保持したままアップデートしたいというか。どうすればノルマ化しないだろう、つらくないだろう、というのを考えたいなと」

西川「ノルマ化は避けたいですね」

大島「僕らが話していても、ベルマークの思い出で盛り上がれたじゃないですか、ちょっとだけだけど(笑)。それこそ『あるある』みたいなのは5分10分、出てくる。ベルマークという活動がいま持っているいちばんの財産って、たぶん知名度だと思うんです」

西川「参加する企業もそれはあるみたいですね。ベルマークの表に載っているものになるという」

大島「僕らの世代が親になるにあたって、子供さんが保護者に案内を持ってきて『何それ』じゃなくて『ああ、ベルマークね』という感覚になる、という知名度はありますよ。プラス、アナログじゃなくてデジタルにできなきゃな、というのは思うんです。ピッとスマホで読み取ったら、切り取らなくてもできるっていうことを技術的に進めるしかないんじゃないかなって」

西川「ちなみにやっぱり、その技術は進んでいるそうなんですね。読み取って使える仕組みの研究というのが。いま言われている理由は、角度によって光が当たってしまうとか、ベルマークごとにフォントが異なるとか」

大島「アナログからデジタルに移行するときあるあるっていう感じですね(笑)。でもセルフレジも最初は『面倒だ』って言われたり、PASMOもSuicaも切符を買ったほうが楽だ、という人もいたりしたけど、使う人のほうが多くなった。読み取れるようにがんばってください、という(笑)。読み取る側の慣れはできているので」

「西川あやの おいでよ!クリエイティ部」は毎週月曜~金曜の午後3時30分~5時45分、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。

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