「まだ投げる」降板しない大谷翔平の心理をズバリ解説!荒木大輔「その気持ちはすごく分かる」

「まだ投げる」降板しない大谷翔平の心理をズバリ解説!荒木大輔「その気持ちはすごく分かる」

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6月24日の「くにまる食堂」には野球解説者の荒木大輔が来店。アメリカメジャーリーグ、エンゼルスの大谷翔平選手を始め、今日のスポーツ紙の一面から球界の話題を聞いた。

野村邦丸アナ「ニッカンとスポニチの一面はエンゼルスの大谷選手です。今シーズンは「いまひとつ」と言われてチームも連敗中なんですが、監督が降板していいと言っても降りない一幕がありした。今シーズンの大谷翔平さんをどう見ていますか?」

荒木「かなりの期待を掛けられているなか、本当に打てない打席が続いたりしましたけど、状態は悪くないんですよね。ボールも飛ばなくなってホームランが出ないと言われていますけど、よくやっていて素晴らしいと思いますよ。」

邦丸「エンゼルスは連敗が続き、出てくるピッチャーは負け投手になるわけですよね。そういうことは荒木さんもあったと思うんですが“イヤ”なものなんですか?」

荒木「“イヤ”という感じはないですね。やっぱり選手って自分が絶対これを止めてやるんだという思いがものすごく強いので、またそういう気持ちがないとプロの世界というか勝負の世界でやっていけないと思います。こういうときに「気楽に行ける」なんて気持ちはまずないです。だから、大谷くんが降板しなかった気持ちはすごく分かります。球数が増えても自分が絶対止める。“次が”じゃなくて“今日絶対やるんだ”って、誰が何を言おうがストップかからないと思います。」

邦丸「そしてサンスポ一面はヤクルトスワローズ。22歳の4番バッター、村上宗隆選手が、今シーズン4本目の満塁ホームラン。1シーズン中のまだ6月下旬なのに満塁ホームランを1人で4本も打つかい!?」

荒木「本当に進化のスピードが桁違いというか素晴らしいことですよね。交流戦最後のカードのソフトバンク戦で、左打ちの村上選手は千賀滉大投手のインサイドの速いボールを、PayPayドームのレフトスタンドに持っていったんですよ。それもギリギリの所じゃなくて、ちゃんとスタンドに入れたんです。」

邦丸「インサイド!胸元をえぐってくるようなボールですね。」

荒木「千賀投手といえば150キロを超えるようなまっすぐを平気で投げるピッチャーなんですけど、そのインサイドのボールをしっかり叩いて、レフト方向、逆方向のスタンドまで運んだんです。これは、すごいもの見ちゃったっていう感じですね。」

邦丸「そして荒木大輔さんの古巣であるヤクルトは今現在、セントラルリーグでは“首位”どころじゃなく、最短ルートなら今月中にもマジックナンバーが出るかもしれないという勢いで、2位の巨人とは10ゲーム差。交流戦も優勝でしょ?なんでこんなに強いんですか?」

荒木「高津臣吾監督のマネージメントを始め、コーチ陣が選手のために必死になっているのはもちろん、あと低迷している時期が続いていたので、編成部の人たちが今すぐではなく何年後かに勝てるチームにしたいと作戦を練って選手をとってきた、こういうことが全部実っていると思います。その上で一番大きな要因は、やっぱり選手の努力ですよね。しばらく低迷した時の悔しさを何とかしたいという思いが、今花開いているんじゃないかと思います。」

邦丸「去年、日本一になったチームですから、当然といえば当然の強さなんですが、交流戦で戦ったソフトバンクの王貞治会長が非常に印象的な言葉を残していますね。」

荒木「そうなんですね。全員集めて〇〇という檄を飛ばしたらしいんですよ。これを聞いてすごいことになってると思いました。」

王会長がヤクルトについて何を語ったのか?気になる方は、radikoのタイムフリー機能でご確認下さい。

「くにまる食堂」は平日朝11~13時、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。

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