恒例の季語とオカリナのコラボレーション『宗次郎 オカリーナの森から』

恒例の季語とオカリナのコラボレーション『宗次郎 オカリーナの森から』

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文化放送で毎週土曜午後17時15分から放送中の『宗次郎 オカリーナの森から』
パーソナリティはオカリナ奏者の宗次郎さんです。

「盛夏」の季語の中から宗次郎さんがオカリナのコラボに選んだ季語は?

宗次郎 ご機嫌いかがですか? 宗次郎です。7月になり、水辺で過ごす時間が心地よい季節となりました。さあ、今週も、僕が愛する「オカリナ」の音色と共に、ラジオの前の皆さんと「ホッとするひと時」を過ごしてゆきましょう。

西 川 それでは「季語とオカリナのコラボ」にまいりましょう。7月になりましたので「盛夏」の季語を取り上げたいと思います。代表的な「盛夏」の季語をいくつか紹介しましょう。

「滴り(したたり)」
・夏山登山などでは、清らかな湧き水に出逢うと疲れが吹き飛ぶ
・湧水が岩を伝って「ポタポタ」と落ちる様は涼しげで酷暑を忘れる風情がある
〈代表句〉
「滴りの 打ちては揺るる 葉一枚」富安風生の句です。

「雲の峰」(峰雲、入道雲)
・積乱雲→入道雲のことである
・山脈のようにそそり立つ豪快な雲は夏ならではの風物
〈代表句〉
「海に湧く 夏雲何を 企らむや」菖蒲あやの句です。

「水打つ」(打水、水撒き)
・夏の盛り、庭先や玄関口に水を撒くと涼を呼び暑さがやわらぐ
・水を撒く人を見るだけで涼しさを感じることもある
〈代表句〉
「水打つや わが植ゑし樹も 壮年に」福永耕二の句です。

「青田」(青田風)
・夏の盛りの田んぼは、青々としてみずみずしい
・風が吹くと、まるで波のようにうねる青田の美しさはまさに日本の夏の風景
代表句です。「空と山 画然として 青田風」原コウ子の句です。
代表的な「盛夏」の季語を紹介しましたが、宗次郎さんはどの季語をお選びでしょうか?

宗次郎 今月は「青田」です。日本の夏の風景という映像が浮かんできて、こういう時期ですから、元気の出るような明るい曲にしたいと思って浮かんできた「夏は来ぬ」という曲を選びました。

西 川 では「青田」「青田風」という季語を受けて、ユーキャンオカリナ入門講座から、「夏は来ぬ」です。

M①   夏は来ぬ/ ユーキャン宗次郎オカリナ入門講座

宗次郎 「夏は来ぬ」をお聴きいただきましたが、いかがでしたでしょうか?

西 川 本当に夏の爽やかな1日という感じがしますよね。

宗次郎 そうですよね。空気感がね、涼しい感じがあり、日差しも爽やかだけど涼しい風もありいい感じかなと思って選びました。

西 川 このあとはリクエストにお応えします。神戸市の女性の方から、お父様との思い出の曲「ミカンの花咲く丘」をオカリナで練習中ということでリクエストをいただきました。

宗次郎 お父さんとの思い出の曲なんですね。練習は、決して人を裏切りません。しっかり練習すればするほど、良い音を響かせることができます。いつの日か、お父さんのことを思い浮かべながらこの曲を演奏してくださいね。では、リクエストにお応えして「みかんの花咲く丘」をお届けしましょう。

M②   ミカンの花咲く丘/ ユーキャン宗次郎オカリナ入門講座

西 川 「ユーキャン宗次郎オカリナ入門講座」から「みかんの花咲く丘」でした。

宗次郎 そろそろお別れのお時間です。

西 川 宗次郎さんへのリクエスト、メッセージをお寄せください。川口技研プレゼンツ「オカリーナの森」から。お相手は宗次郎と、文化放送アナウンサー西川文野でした。それではまた来週。

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