今週は宗次郎の朗読と、ニューアルバムから新曲のライブバージョンをご紹介『宗次郎 オカリーナの森から』

今週は宗次郎の朗読と、ニューアルバムから新曲のライブバージョンをご紹介『宗次郎 オカリーナの森から』

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文化放送で毎週土曜午後17時15分から放送中の『宗次郎 オカリーナの森から』
パーソナリティはオカリナ奏者の宗次郎さんです。

今から30年前のエッセイ「鳥たちの午後」に込められた思いとは?

宗次郎 ごきげんいかがですか、宗次郎です。東京など一部の地域では7月に行われたお盆行事ですが、全国的にはちょうど今頃がお盆の時期ですね。久しぶりにふるさとでお盆を迎えている方も多いのではないでしょうか。今週も、僕が愛する「オカリナ」の音色と共に、ラジオの前の皆さんと「ホッとするひと時」を過ごしてゆきましょう。

西 川 今週は、宗次郎さんの朗読をお届けします。ニューアルバムとコンサート情報もありますね。さて、朗読はどんなものを聴かせていただけますか?

宗次郎 今週は、アルバム「風人」をリリースした時のコンサートツアーパンフレットに載せた「鳥たちの午後」というエッセイを読ませていただきます。

西 川 それではよろしくお願いします。

朗読「鳥たちの午後」

光り輝く陽ざしの中で
鳥たちの午後が始まっている

木陰にしゃがんで
木々の枝を渡り歩く鳥たちを 眺めていた

そのまま 高い空へ目をやると
雲が流れている

桃の木の下では
猫たちが
虫を追いかけて草の中を飛び居るはねている

犬たちは ずっと寝そべっているだけ
時折 母親のような目つきで
猫たちを見つめる

菜の花のまわりをミツバチが飛び交っている

ゆっくりと 流れる風の中に
自分も溶け込んで行く

M①   BGM 風人 / 風人

西 川 「風人」をバックに、宗次郎さんの「鳥たちの午後」というエッセイを読んでいただきました。

宗次郎 このエッセイは1992年の「風人」コンサートツアーの時のもので、30年も前の話なんですけど、自分の自宅の庭先での話を書いたんです。自宅が斜面の高台にあるのですが、そこにデッキがあって、デッキにしゃがんで周りの景色を見てたんです。当時、ワンちゃん3匹と猫も何匹かいて。ツアーパンフレットにも写真を載せたんですけど、動物たちが無邪気に遊んでる姿がいいなと思ってこんな文章になりました。「鳥たちの午後」というタイトルにしましたが、自分の午後でもあったので、鳥たちと自分の午後という感覚で表現してみました。

西 川 1992年に書かれたということだったんですけれども、その30年の中で私たち人間もいろんなことがあったなあと思いました。コロナとかも含めて。でも生物活動は変わらないなあと思いました。

宗次郎 そうですねえ。

ニューアルバムのタイトルは100年前の宮沢賢治の作品からーーアルバム収録曲のライブバージョンをお届け

西 川 さあ、この後はニューアルバムとコンサートのお知らせです。まずはニューアルバムのお知らせをお願いします。

宗次郎 3年ぶりのオリジナルアルバム「オカリーナの森・心象スケッチ」というタイトルで10月1日発売を予定しております。

西 川 「オカリーナの森・心象スケッチ」というタイトルは宮沢賢治の作品からとったということですが?

宗次郎 はい。ここ数年がコロナ禍でみなさんの心も僕もそうでしたが、閉ざされているような、そういう思いを森にいながら感じていました。その思いは全国の皆さんと共有できるものがたくさんあるんじゃないか、と思っていました。森に行って、畑に行って、草取りをしたりしながらいろいろ考えていたことが、そのままメロディになったりして出てきたので、今回はそういう楽曲が多いんです。

 自分の心の中の気持ちがそのままメロディになったという感じだったので、それで「心象スケッチ」というタイトルをつけさせてもらいました。宮沢賢治が「春と修羅」の中に「心象スケッチ」というタイトルで詩を書いていまして、それがちょうど100年前らしいんですね。1920年ごろに「心象スケッチ」と称して書かれたんです。その100年後に賢治さんの言葉をちょっとお借りして、こんなタイトルにさせていただきました。

西 川 ニューアルバム「オカリーナの森・心象スケッチ」のリリースに合わせてコンサートも開かれるんですよね。

宗次郎 はい。10月から各地で「宗次郎オカリナコンサート 歩き出して吹き飛ばして」を開かせていただきます。今回はレギュラーのメンバーでピアノ、ヴァイオリン、ギター、パーカッションに加えて、若手のフルート奏者を二人。合計六人くらいのメンバーで、皆さんと一緒に演奏させていただこうと思います。
    
西 川 今回はアルバムの曲の他にも宗次郎さんの歌もあると伺っています。

宗次郎 そうなんです。久しぶりに原点に帰って。僕はオカリナをやる前には歌を歌っていたので、若い頃に歌っていた歌を何曲か聴いてもらおうと思っています。僕のオカリナの音色は歌から始まって、歌の言葉よりも強いと思って、オカリナを選んだので、その元になっている歌を歌ってみたいと思っております。

西 川 では、詳しいご案内です。

    宗次郎オカリナコンサート「歩き出して吹き飛ばして」
     
     10月2日(日) 
     千葉県君津市「君津市民文化ホール 大ホール」

     10月22日(土) 
     茨城県水戸市「ザ・ヒロサワ・シティ会館 大ホール」
     午後4時開場 4時30分開演

     どちらもお問い合わせは「風音工房」までお願いします。
     電話 03-6240-6609
     ※平日の昼間

宗次郎 コンサート会場で皆さんにお目にかかるのを楽しみにしております。それではここで1曲。コンサートでも予定している曲なんですけれどもこちらをお聴きいただければと思います。

M②   歩き出して吹き飛ばして / ライブ録音より

西 川 ニューアルバム「オカリーナの森・心象スケッチ」収録の歩き出して吹き飛ばしてをライブ音源でお聞きいただきました。宗次郎さんへのリクエスト、メッセージをお寄せください。川口技研プレゼンツ「オカリーナの森」から。お相手は宗次郎と、文化放送アナウンサー西川文野でした。

宗次郎 それではまた来週。

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