【西武】山川は44イニングぶり適時打!3位・楽天と1ゲーム差に「残り5試合全部勝てればいい」
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◆西武4-1楽天(ベルーナドーム)
西武が4番のバットでチームの連敗を7で止めた。
初回、二死3塁。山川が瀧中の直球に詰まらされながらも中前へ適時打を落とした。チーム7試合ぶりの先制、44イニングぶりの適時打。6回、8回にも右に左に安打を記録し、自身は今季8度目の猛打賞となった。
9月は試合前まで打率.130の大不振。しかし前日の試合後、映像をチェックしながら違和感に気づいた。室内練習場へ直行し、マシン打撃でフォームを修正。「構えの部分。バットを立てる場所が近かった。トップに入るのが早すぎて、体の回転と当たるポイントとかがずれていた」と感触を取り戻し、この日は練習から左中間やバックスクリーンに打球を運んだ。
試合前には平石コーチから円陣の声出しに指名された。「試合に勝つためにはまず打たなければいけない。打つためにはタイミングをあわせければいけない。タイミングを合わせて、初球から積極的にどんどん振っていきましょう」。シンプルな訓示も自ら実践し、チームは勢いを取り戻した。
長かったトンネルを脱し、3位・楽天とのゲーム差は再び1に。「正直現状を受け止めなければいけない部分はあるけど、まだまだチャンスはあると思うので、可能性があるうちは頑張りたい。残り5試合全部勝てればいい」。生き返った主砲がチームを上に導いてみせる。
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