卒業式のマスク対応に疑問「学校は自由が怖いのか?」

卒業式のマスク対応に疑問「学校は自由が怖いのか?」

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2月20日の「おはよう寺ちゃん」(文化放送)では、月曜コメンテーターで経済評論家の上念司さんと番組パーソナリティーの寺島尚正アナウンサーが、マスク不要の対応に悩む学校ついて意見を交わした。

マスクを取ったら大変なことになりそうです

卒業式で児童生徒や教職員はマスク不要を基本とする政府方針を受け、学校側が対応に頭を悩ませている。卒業間近の中学生や高校生は、在学期間のほとんどを新型コロナウイルス下で過ごした。学校生活最後の式典をどう運営するのか。急な政府方針に困惑の声が上がる中、感染リスクを抑えつつ晴れの舞台を迎えられるよう試行錯誤が続く。政府は2月10日、3月13日からマスク着用は「個人の判断」に委ねる方針を決め、卒業式は不要が基本と示した。文部科学省は卒業式の入退場や証書授与など多くの場面でマスクを外すことを原則とする通知を各教委などに出した。文科省は、換気や手指消毒といった基本的な対策のほか、児童生徒や保護者への丁寧な説明を求めたうえで、着席が基本で座席が触れあわない程度の距離を確保していれば、参加人数の制限は不要とした。合唱や複数の子どもによる「呼びかけ」を実施する場合には、マスク着用を含む感染対策を求めるとしている。卒業式の準備を進める中での通知に、学校側では戸惑いも聞かれる。学校の中には政府方針の前提となる席の間隔の確保は難しいところもある。別の学校では2021年度と同様にマスク着用など基本的な感染対策を実施して開くと生徒や保護者に知らせた。混乱を避けるため原則は変更しないというが、政府方針を受けて「マスクを外してもかまいません」とアナウンスするなど、当日の運営で対応する方向だ。

「国の方で決めてくださいみたいな内容じゃないですか、そんなに自由がいらないんですかね。判断していいって言うんだから、自由にやればいいじゃないですか。こういうの多いですよね。自由がみなさん怖いんですかね。」(上念氏)

「おそらく学校としては、卒業式に出る親御さんからのクレームとかもありますしね。」(寺島アナ)

「そのクレームも含めてあなた(学校)の仕事でしょう。私も政府の方針を受けてマスクを取りたいなと思ったんですけど、この花粉じゃ無理ですね。取ったら大変なことになりそうです。」(上念氏)


「おはよう寺ちゃん」は平日朝5~8時、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。 radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。

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