「へえ〜!」な理由でテーマに決定!? 「猿」ソング特集!

「へえ〜!」な理由でテーマに決定!? 「猿」ソング特集!

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8月6日の「鷲崎健のヒマからぼたもち」(文化放送)、『タケスクリプション 日曜名曲集』の選曲テーマは「猿」でした。

鷲崎健「え〜、羽柴秀吉(豊臣秀吉)が何かしたんですよ、この日に」

久保朱莉「羽柴秀吉さん……『猿』にかけた何かですよね?」

鷲崎「えっ!? 秀吉って『猿』って呼ばれてたの知りませんか?」

久保「あっ、秀吉さん……! すみません(笑)」

鷲崎「秀吉が関白になったっていう……まあ、その中途半端な、というか。1585年(天正13年)になられたらしいですね。関白の位に就く、ですって。へえ〜(笑)」

久保「なるほど、そこから『猿』ですか (笑)」

鷲崎「ということでございまして、まぁ『猿関連の』って言い方も変ですけど、いろいろ集めたので聴いていただこうと思います」

♪「ウィリー」/スピッツ

鷲崎「知ってる方もいるかな? 俺がいっつも言っているんですけど、名盤『フェイクファー』、スピッツ8枚目のアルバムに収録されております。

これより前に『空も飛べるはず』が爆発的にヒットしたのでですね、それがあまりにも定着して『さわやかな青春ポップ、少し難解な歌詞だけども』というイメージがあったんですけれども、もともと出自にパンクがある人というか、バンドというか。

難解で人を煙に巻くような歌詞でクレバーに見える部分も大いにあるけども、もう少し真っ直ぐひねくれているというか、じつはね。わかりづらさは『ひねくれ』からくるわかりづらさであって。別に高尚なわけではない、ガキっぽさというか衝動みたいなものがちゃんとあって。

このアルバムは笹路正徳さんが外れてスピッツの自己プロデュースになった盤なんですよね。だからというのも変ですけども、どの曲にも結構ロッキンな匂いがまとわりついてるというイメージですね。

続いての曲は、もうお馴染みですね、この番組では結構かかっています。雪村いづみさんの曲です」

「お猿の新婚旅行」雪村いづみ・柳澤眞一

鷲崎「1953年のナンバーですね。MGM(メトロ・ゴールドウィン・メイヤー)のミュージカル『愛の二週間』の『アバ・ダバ・ハネムーン』という曲のカバーになりますね。

20世紀初頭のヒット曲を散りばめた、避暑地キャッツキルで2週間を過ごす家族を描くミュージカルコメディ『愛の二週間 Two Weeks With Love』という。調べたんですけど、日本版では見つけられませんでした。

デビー・レイノルズとカールトン・カーペンターのデュエットシーン、こちらだけ映画『ザッツ・エンターテイメント』に入っています。1のほうだと思いますね。観たことあるという方いらっしゃるかもしれません。『アバ・ダバ・ハネムーン』自体は他にもカバーしてる方が何人かいらっしゃいましたよ。なので、調べてみるとおもしろいかもしれませんね。各時代で割とサウンドとかも違ってくるので。

さぁ、お次は、お恥ずかしタイムです! 恒例の!」

久保「待っていました!」

♪「君のようになりたい」/鷲崎健

鷲崎「さあ、こちらですね、『ロック・イン・ディズニー』というですね、あのディズニーの名曲を新進気鋭のミュージシャンたちがカバーするという企画にコッソリと裏口入学で入るという……」

久保「裏口ですか(笑)! ど真ん中に立ちましたね」

鷲崎「これは『ジャングル・ブック』という作品で、猿の王様が歌う楽しい愉快だけど怖い曲、『人間よ、火の使い方、俺に教えろよ。そしたら今度は人間じゃなくて、俺たち猿がナンバーワンになってやるんだぜ』という曲でございまして。

ルイ・プリマというイタリア系のジャズミュージシャンがいまして。僕、この人のすごいファンで。そもそも、このディズニーの曲のカバーのお話がきたときに、僕はディズニーに正直あんまり詳しくなくて、どうしようかなと思ったんですけど。唯一このルイ・プリマという方は昔からすっごいファンだったので、ルイ・プリマの曲を公式でカバーできるっていうんだったらやらしてほしいっていうことで、この曲にしました。

iTunesでね、取り扱ってるんじゃないかな。ただね、『鷲崎健(けん)』って書いているの」

久保「『たけし』のところが『けん』になるんですか……」

鷲崎「まあ、いいや(笑)。続いては、界隈で一瞬だけ話題になって有名になった曲を聴いてください」

♪「ファンキー・モンキー・ベイビー」/ザ・ヴァンダリアス

鷲崎「なんとですね、ミネアポリス出身のパワーポップ・バンド。要は、日本版の完コピですね。だから、一瞬聞いたら日本人だと思うってのも変ですけど、あまりのクオリティの高い完コピ度に、ちょっと界隈で一度話題になったんですけど。

『BUZZBOMB! (バズボム!)』というパワーポップ系の名盤に収録されております。『ファンキー・モンキー・ベイビー』の完コピで話題にはなりましたけど、オリジナルソングも魅力的な曲ばっかりで、名曲ばっかりなんですけど。なんと、しかも『ファンキー・モンキー・ベイビー』、疑似ライブですね」

久保「えっ、あの歓声とかも? そこまで完コピ!?」

鷲崎「歓声をあとで足している(笑)。キャロルのライブ盤を聴いてコピーしたんだと思いますけど、すごいクオリティの高い完コピということで話題になりました。

最後の曲、短い曲ですが、こちら聴いていただきましょう。懐かしいなと思う方も多いと思います」

♪「スーパーモンキー孫悟空」/ピンク・レディー

鷲崎「ちょっと変なところで終わりましたけど(笑)。『飛べ!孫悟空』というドリフのメンバーを使った人形劇の西遊記がありまして、そちらの曲でございますね。

もちろんこちらも阿久悠先生・都倉俊一先生による筆でございまして。『♪ニンニキニキニキ』のほうばかり取り上げられますけど、こちらも良い曲です。ということで『猿』というテーマでお届けしました!」

 

「鷲崎健のヒマからぼたもち」は日曜午後2~4時、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。

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