3回に分けたいぐらいある!? 万博ソング大特集!

3回に分けたいぐらいある!? 万博ソング大特集!

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2月5日の「鷲崎健のヒマからぼたもち」(文化放送)、『タケスクリプション 日曜名曲集』、選曲テーマは「万博」! 日本で行われてきた、万博にちなんだ曲をお届けしました。

鷲崎健「万博ソング、めっちゃ持っているんです。だから『いつかみんなに聴かせたい!』という根源的な理由からです」

松井佐祐里「そんなにあるんですか?」

鷲崎「3回に分けたいぐらいあるんです! あと僕が万博だと思っていたけど万博じゃないものも。ポートピア博は万博じゃない、あれは地方博であって万博には入らない、みたいな。今回はネットで調べて『万博』とされているものから、ご紹介します。まず1曲目……知っている人もいるかな?」

♪「オバQ万博へ行く」/石川進

鷲崎「最高ですね! この曲ね」

松井「かわいいです!」

鷲崎「石川進さんはもともと坂本九さんとパラダイス・キング、パラキンにいた人です。そこからアニソンを歌ったり声優さんをしたり。1965年放送の初代『オバケのQ太郎』主題歌も歌われていたんです、『頭~のてっぺんに』っていう。その流れでこの曲を歌われたんですが、大阪万博が行われたのが1970年。この曲のリリースが67年(笑)」

松井「あら、始まる前!」

鷲崎「万博が決まったぞ、というときにブームに乗って作られた曲なので、基本的に万博をわかっていない(笑)。想像の万博を歌っている。『万博パクパクたべほうだい』って言っていましたからね(笑)」

松井「へとへとになったところでレストランに入って……」

鷲崎「レストランはあるだろう、と(笑)。外国の名前がいっぱい出てきて。『万博プクプク目がまわる』『毛が三本』……基本的に万博の情報はひとつも入っていない(笑)。けど、すごくかわいらしい! 続いても大阪万博の曲でございます」

♪「万博でヨイショEXPO'70」/カサノヴァ7

鷲崎「フェードアウトしながら、歌う者たちが次の町へ行ってしまった(笑)。カサノヴァ7、イタリア人男性5人と日本人女性2人の7人組グループらしいです。ソフトロックコーラスというか。

メンバーの中のひとり、編曲の方か。ブルーノ・ダラポッサさんは、ヒデとロザンナのロザンナさんの叔父。メンバーの中にはロザンナさんのお兄さんも在籍していたらしい。あとジャケットを見ると、若き日のキャシー中島さんが写っています。(なぜかは)わかんないです(笑)。情報があまり出てこなくて。アルバムを1枚出しているのかな?

なぜイタリアの人に万博の人を歌わせてみよう、と思ったのかはわからないけど、ソフトコーラスとしてのレベルはたいへん高いチームでございます。アルバムでは買えていないんですけど、そんなに珍しいものではないです。好事家の方は手に入れてほしいなと。レコードだとちょっと調べれば出てきますね。続いては75年にありました、沖縄国際海洋博の曲を聴いていただきましょう」

沖縄国際海洋博音頭」乙女椿

鷲崎「乙女椿さんは2000年を超えてからもリリースをされています。沖縄のコーラスグループとしては長寿でございます。国際海洋博は曲が山ほど出ています。これが『海洋博音頭』、あと『沖縄海洋音頭』『沖縄国際海洋音頭』『イルカ音頭』、やたらと音頭が多い(笑)。『海洋博ユンタ』、これは三橋美智也さんが歌っています。『沖縄海洋博小唄』、いろんなものが出ているんですけど、今回は乙女椿さんの『沖縄国際海洋博音頭』にしてみました。

調べたら『めんそーれ』を『ようこそ』という意味にしたのは、海洋博からだった……みたいな(情報があった)。本来はそうじゃなかった、意味合いがチェンジしたのは、ここがきっかけだったというのが、ネットの情報で申し訳ないですけど、ありましたね。続いては、つくば万博の歌をお届けしましょう」

♪「HOSHIMARUアッ!」/TPO2

松井「え? え? なんですか!?」

鷲崎「何をおびえているんですか(笑)」

松井「なんかもう、未知……!」

鷲崎「85年に行われたつくば万博。もちろんご存じですね、コスモ星丸! 曲の中に出てきたよくわからない言葉、あれは星丸語です! 作詞をされたのが、天下の阿久悠先生。85年というと僕は12歳なんですけど、関西にいたからかもしれないけど、あんまり大きなイベントではなかった(記憶がある)なあ。関東の方はまた全然違ったんでしょうけどね。

じゃあ最後! 90年に関西で、花と緑の博覧会、通称『花博』というのがありました。そのテーマソングを聴いてください」

♪「ほんまやね」/SAKA-O-BAND

鷲崎「石田長生さん、亡くなられましたけど、我々の世代だと馬呆(BAHO)とかでおなじみです。プロデューサーになって、『花博の曲を作ってくれ』と言われたんでしょうね。関西を代表するミュージシャン……だけじゃないんですけど、いっぱい集めて。上田正樹さん、笹野みちるさん、大上留美子さん、木村秀勝さん……憂歌団の木村充揮さんですね。

二井原実さん、『なぞの女キムチ』って……餃子大王(バンド)か。北京一さんとか、いろんな人が。中島らもさん、コング桑田さん、桑名正博・桑名晴子きょうだいとかね。

本当にとんでもないメンツでやっている。当時MVが存在していた……あれって何かで手に入らないのかな。僕と同時代の人でも、関西の人でも、花博にこういうテーマソングがあったと知らないぐらいなんですけど、メチャメチャかっこいい曲なので。……何か、あれですって?」

松井「はい。私の母が花博でイベントコンパニオンみたいなことをしていたと。その新聞の切り抜きが祖母の家にあります(笑)」

鷲崎「うちの兄が、花博のときには照明の仕事をしていたはず。お会いしているかも(笑)」

 

「鷲崎健のヒマからぼたもち」は日曜午後2~4時、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。

 

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