戦隊シリーズの名曲も、あのラジオ番組のテーマ曲も! 「ジェット」曲特集!

戦隊シリーズの名曲も、あのラジオ番組のテーマ曲も! 「ジェット」曲特集!

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8月27日の「鷲崎健のヒマからぼたもち」(文化放送)、『タケスクリプション 日曜名曲集』の選曲テーマは「ジェット」でした!

鷲崎健「1939年、ドイツのハインケル社が『He178』で世界初のジェット飛行に成功した日(8月27日)なんです。それにちなみまして選んでみました。さっそくおかけしましょう、1曲目こちら!」

♪「バイ・バイ・ジェット」/いしだあゆみ&ティン・パン・アレイ・ファミリー

鷲崎「いしだあゆみさん、『アワー・コネクション』という、1977年に出た名盤がありまして。それに収録の『バイ・バイ・ジェット』です。いしだあゆみさん、記憶にあるのは、僕は『北の国から』ぐらいからかな? 世代によって違うと思いますけど。

ティン・パン・アレイ、細野晴臣さんがいて鈴木茂さんがいて林立夫さんがいて……この盤においてなぜか松任谷正隆さんが不在なんですけど、いわゆるジャパニーズ・シティ・ポップ系の金字塔な呼ばれ方をしている盤です。キーボードに佐藤博さん、矢野顕子さんとかも参加していて。コーラスに(山下)達郎さん、吉田美奈子さん、そうそうたるメンツですね。

皆さんもそうかもしれませんけど、『ブルー・ライト・ヨコハマ』のイメージがとてもある。そのいしだあゆみさんと組んでラウンジ・ミュージック的なボサノバとか、ソフトロック的なアプローチのライトな音楽。当時、ティン・パン・アレイは脱・歌謡曲的というか、歌謡曲的なやり方を敵視していたところもあったんですけど、それがいわゆる歌謡曲歌手の代表ともされるいしださんと組んでこういうものを出されたという、珍しいものです。

アンニュイな雰囲気があるけど決して暗くないアルバムです。テーマがジェットなので『バイ・バイ・ジェット』をかけましたけど、全曲素晴らしい! 続きましてはグッとディスコティックな曲を聴いていただきましょう」

「恋のハッスルジェット」シェリー、ザ・ムーンライト・ディスコ・バンド

鷲崎「シェリーさんは、『ヒルナンデス』とかに出ているタレントさんじゃないですよ(笑)。1957年生まれ、フランス人と日本人のハーフタレントです。『うわさのチャンネル!!』ってご存じですかね。僕も世代じゃないんですけど、和田アキ子さんやザ・デストロイヤーとかが出ていた、昔のバラエティ番組で観たことあるかな。マギー・ミネンコさんのあとに入って人気を博しました。マギー・ミネンコさんも素晴らしいアルバムを出しているので、いつかおかけしたい!

この曲はもとになったのがDr.ドラゴン&オリエンタル・エクスプレスという、先ほども出たティン・パン・アレイ、サディスティックス系の人脈、後藤次利さん、矢野顕子さん、鈴木茂さん、林立夫さんなんかが参加した覆面ディスコバンドが、1976年に唯一のアルバムを出しておりまして。その収録曲です。

作曲がJACK DIAMOND、そしてDr.DRAGONと書いてあるんですけど、筒美京平先生のことです。では3曲目、こちら聴いていただきたいと思います」

♪「こころはタマゴ」/影山ヒロノブ&遠藤正明

鷲崎「『鳥人戦隊ジェットマン』のエンディングですね。戦隊シリーズのエンディングの中でも屈指の名曲とされています。1991~92年にかけて放送された番組で、影山ヒロノブさんが歌唱でした。JAM Project でもおなじみのお二人(影山さんと遠藤正明さん)が、2000年の2月から2年間で60本のアコースティックライブをやったときの(ライブ盤)『アコギな二人旅だぜ!!』というのが出ていて、その音源です。

(ジェットマンは)『戦うトレンディドラマ』と呼ばれたぐらい異色の戦隊ものでした。最終回とか伝説だったんですけど、これをかけるとなって、Huluで全話やっているので見返しまして。きのう最終回を観てギャン泣きしました。最後、わかってんのに! ちょっと今、頭、痛いんです(笑)。明日、遠藤さん、お誕生日だ!」

久保朱莉「はい。おめでとうございます!」

鷲崎「おめでとうございます! お次で最後の曲なんですけど、どうしようかな。曲紹介せずにいきましょうか。かかるんじゃないか、と思っている人もいるでしょうし」

♪「ジェットストリームのテーマ ミスターロンリー」/フレデリックダール オーケストラ

鷲崎「フレデリック ダール オーケストラさんによる演奏、城達也さんのナレーションでした。『JET STREAM(ジェットストリーム)』は説明の必要、どれぐらいあるのかわかりませんが。番組のスタートは1967年、エフエム東京が開局する前だったらしいですね。東海大学の実験放送局だったころに遡るそうです。94年の12月30日が城達也さんの最後の『JET STREAM』のフライトとなりました。27年間、7387回だったそうです。

『ミスターロンリー』自体はボビー・ヴィントンという方の64年のヒット曲です。メロディーの美しさから様々なカバーも存在します。いろんなバージョンが存在して、城達也さんのナレーションが乗っていのも何枚か存在するんですけど、このフレデリック ダール オーケストラのバージョンのものがいちばん、僕らの聴いていた者に近いんじゃないかな、と思っておかけしました。いいですね、文化放送の日曜の昼から、『JET STREAM』をかけるというね」

久保「旧Twitter(#鷲崎もち)もざわざわしています(笑)」

鷲崎「していますか。あとでチェックしーようっと(笑)」

 

「鷲崎健のヒマからぼたもち」は日曜午後2~4時、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。

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鷲崎健のヒマからぼたもち

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漫画や音楽・ファッション・スポーツなど、じっくり見つめ直すと人生が豊かになるかもしれない、という様々な「趣味のカケラ」をリスナーと共有し、“余分な時間…

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