福井謙二グッモニ 第54回

皆様こんにちは、福井謙二グッモニ・スペシャルウィーク4日目です!
雨が本降りになってきましたが、スカッと爽やな気分で聴いてくださっていますでしょうか!?
福井さんは試写会で「そして父になる」を見てきたそうです。カンヌで審査員賞を取った話題作。
わが子が実の子ではないと気づいたときの親の気持ちはどんなものでしょう?
数多く居る、「托卵する動物」たちにも伺ってみたいところですね。

木曜日のコメンテーターは立教大学経済学部教授の山口義行さん。混合診療の拡大に物申していただきました。
「混合診療」とは、"保険の効く治療"と"保険の効かない治療"を同時に受けること。
混合診療をすると、一律保険が効かなくなるのが現状です。
この規制を緩めるのは一見、良い事のように思えますが、実は海外の保険会社などが儲かるカラクリにもなっているとのこと。
山口さんは、お金持ちだけしか先端医療などを受けられない時代が来かねないと、安易な規制緩和礼賛に警鐘を鳴らします。
「世界最高」とWHOも認める日本の医療制度が、一部の保険会社や医療マーケティングのために崩されることのないようにしなければならないということです。

今朝のグッモニ特派員は日本鶏卵生産者協会の島田専務理事。
今月3日の朝日新聞の朝刊に見開きで掲載された「卵の未来を助けてください」という意見広告には驚かされました。
昭和30年に450万所帯あった養鶏農家もいまでは3000まで減っています。
補助金も少なく、採算も取れないため、1所帯が抱えている鶏の数に対して十分な衛生管理もできなくなる可能性があるというお話でした。食卓に身近な食材だけにリスナーの皆さんからの反響も大きかったです。

エンタメいまのうちでは、NPO法人「マザーズサポート協会」が開いている「叱り方検定」について特集しました。
お話しいただいたのは理事長の喜田菜穂子さん。
叱り方についての本はたくさんありますが、やはり実際に体感しなければ分からないということで参加者も多いこの講座。打たれ弱くなっている現代人。「叱る」とは何かを教えていただきました。
「ラジオをつけたら福井さんが叱られていた!?」という驚きのメールもいただきましたが、喜田さんに良い叱り方・悪い叱り方も実践していただきました。

「感情的になる」「保身に走る」「人格を否定する」「理詰めする」など叱られている側もうんざりするような叱り方はやはり駄目だそうです。褒めることも交えながら、「一緒に未来を作っていくんだ」ということを念頭に置いて、育てるような気持ちで叱ることがいいのだとか。皆様も「叱り方検定講座」、受けてみてはいかがでしょうか?それにしても、福井さんは水谷さんを叱るときに、なぜあんなに怯えていたのでしょうか???

ところで皆様、「肝油ドロップ」をご存知でしょうか?
水谷さんが知らなかったため、福井さんがスタジオで「知らない?知らない?」と孤軍奮闘していましたが、スタッフはほとんどが知っていましたよ。ただ、地域によって名前が違う場合もあり、「肝油ドロップ」と聞いて、中にはピンと来ない人もいるようです。
今でもひっそり存在している、不思議な世代跨ぎグッズ。
こんなもの、他にもありますかね??

明日もお楽しみに!!!

グッモニ 2013年6月13日
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