福井謙二グッモニ 8月23日(金) 第105回

皆様こんにちは、福井謙二グッモニです。
今日は二十四節気の「処暑」です。暑さが引くはずなのですが・・・そろそろ全ての節気をひと月後ろに下げても違和感無いのでは?と私思います(汗)

金曜日のコメンテーターは慶應義塾大学環境情報学部・客員教授の夏野剛さん。事業本部「海外移転」のススメということで物申していただきました。

IMG_2485.JPG
日本の企業は海外のライバルと争える力はあるのですが"成長力"がありません。それは海外への「企業のグローバル化」が進んでいないから。国内に留まり、トレンドに疎い高齢者ばかりが幹部の企業では"新しい発想"が生まれるはずもなく、企業競争に出遅れてしまうのは必至です。
夏野さんは、そういった方々が悪いのではなく、そういった方々"だけ"で企業を構成してしまうことが悪いのだといいます。
海外に置いた事業部に魅力的なポストを用意すれば、意欲的な外国人が門を叩きます。それに刺激を受けて日本人も成長できるということです。
世界と戦うなら、積極的に世界に進出して成長しなければならない、というお話でした。

今朝のグッモニ特派員は福岡県春日市立 春日南中学校の体育教諭・下野六太さん。
下野先生の「中学3年間で生徒全員が1000m泳げるようになる」という授業法が注目を集めています。
下野先生は教師になってから10年ほど、泳ぐことができなかったといいます。そこで毎日少しずつ努力したところ、なんと1000m泳ぐことができるようになったのです。
「子供たちにも当てはまるのでは」と考えた下野先生は、子供たちの教え方を変えます。すると子供たちもどんどん泳げるようになり、その達成感は自信に、やがて自立へと繋がっていったのです。
「シャワーのように達成感を浴びせてあげる」ことが何よりも大切というお話でした。

エンタメいまのうちでは、今広がりを見せている「大人の運動会」について特集しました。
お越しいただいたのは、企業など大きな組織での運動会の企画・運営を行う『運動会屋』代表の米司隆明さん。
IMG_2488.JPG

バブル崩壊後に一度激減したという、会社規模のレクリエーションである運動会。しかし近年むしろその数は増えつつあります。
理由は様々で、「社員旅行よりも安あがりで、しかも気持ちが通じ合うから」、「コミュニケーション不足な社内を円滑にするため」、「震災を受けて、一致団結をするため」などなど。
そんな要望に会場確保からお弁当の手配まで、運動会に関するあらゆるサポートを請け負うのが「運動会屋」です。

最近では婚活としての運動会や、FBなどSNS発信のオフ会運動会。変わったものでは数百人のホステスの運動会などがあったそうです。

組織の意思疎通・団結に皆様も"運動会"を開催してみてはいかがでしょうか!
運動会屋のHPはこちら

さて
運動するには今日も明日も豪雨が続き、運動日和とはいきません。
夏は積乱雲が発生しやす上、ヒートアイランド現象が起こっている都市部では特に急な雨が降りやすそうですね。
室外機や熱交換器をぐーんと伸ばしてダムの周りに設置できれば・・・なんて都合のいいことを考えてしまいますね!
画期的と実用的は対極ですが!!

来週もお楽しみに!!!

♪今日の楽曲
「After The Love Has Gone」 Earth,Wind & Fire
「接吻 Kiss」  ORIGINAL LOVE

グッモニ 2013年8月23日
↑トップへ戻る