福井謙二グッモニ 9月5日(木) 第114回

皆様こんにちは、福井謙二グッモニです。
ものすごい速さで動いている星がある!と思ったら、雲が走っているだけでした。
昨日今日の異常気象で物々しい雰囲気ですが、皆様いかがおすごしでしょうか?
福井さんがお休みの今週、ピンチヒッターは引き続き文化放送の砂山圭大郎アナウンサーです。

木曜日のコメンテーターは立教大学経済学部教授の山口義行さん。先週は日本という「国」のブランディング、どのように日本を「見える化」するかをお話していただきましたが、今日は「脱!下請け。中小企業のブランディング戦略!」ということで物申していただきました。

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ブランドと言って最初に考えるのは、独自の新製品。しかし大企業ですらモノが売れずに困っているのに、中小企業が手を出しては経営の首を絞めるばかりです。そこで考えたのが、各社が強みにしている「付加価値」を押し出すこと。
愛知県の「株式会社アカイタイル」を例に挙げていただきましたが、歴史的建造物の復元を担当していたこの会社は「復元屋」というブランドを立てて成功しました。
自社の持つ何が"すごい"のか、自分では気付き難いのですが、そこを上手く押せばブランディング化ができる!!というお話でした。

今朝の特派員は社団法人全国さんま漁業協会部長の時松靖之さん。例年より大幅に水揚げ量が減っているさんまについて、お話を伺いました。
ニュースでも話題になっているように、最近、日本付近の海水温が上昇しています。このためサンマは、冷たい水を求め日本の遥か東にいるということです。
そのために通常1日で行ける漁場に、今では船で一昼夜かかってしまうということです。
燃料費も上がっているため利益を上げるのも難しく、休業してしまうところもあるということです。
8日に開催される目黒のさんま祭りには、宮古での収獲を期待するしかない、というお話でした。

エンタメいまのうちでは、ハンズフリーの眼鏡式双眼鏡『カブキグラス』について特集しました!
お越しいただいたのは「サンテプラス株式会社」代表にして、『カブキグラス』の開発者、坂田直明さん。
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海外でオペラを見ていたとき、様々な不具合を取り去った「自分が欲しい」オペラグラスを思いついたそうです。そして2011年の大震災をきっかけに、「やりたいことをやろう」と思い立ち、製作を始めたということです。

さっそくかけてみます!
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まぁくっきり!
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眼鏡式は世界初ということで、今まで実現できなかった技術が満載!
サンテプラスのHPから通販で購入できますので、行楽の秋はこれを着けて芸術鑑賞ですよ!
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サンテプラスのHPはこちら

さて
実はフジテレビのアナウンサー試験を受けていたという、エンタメにご出演いただいた坂田社長。残念ながら落ちてしまったものの、だからこそできた製品というのが『カブキグラス』です。
1度だめでも、別の道で成功を掴めるということを体現していらっしゃいますね!
が、その当時面接をしていたのが福井さんというのもまた、運命的な話ではありますが・・・!

明日もお楽しみに!!!

♪今日の楽曲
「Cruising for Bruising」 Basia
「BRAVE」  ナオト・インティライミ

グッモニ 2013年9月 5日
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