福井謙二グッモニ 11月21日(木) 第169回

皆様こんにちは、福井謙二グッモニです。

木曜日のコメンテーターは立教大学経済学部教授・中小企業サポートネットワーク「スモールサン」主宰の山口義行さん。経済記者の「見抜く力」に物申していただきました。

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と言いますのも、ここ最近の新聞は「景気が良くなった!」という論調が多くなってきています。先日は「トヨタ、稼ぐ力急回復」なんて見出しも出ていましたね。表面上の数字だけを見れば確かに物凄い回復力なのですが実は・・・。
例えば為替レート。過去と比べれば円安が25%も進んでの比較ですから、決算数値に繁栄されれば上がるのは当然です。また、海外販売比率をドルとして売上を計算すると前年度と変わらず。純利益の為替差益分を差し引くと、前年度を下回ってしまいます。
ドル建てでみると、日本の稼ぐ力は低下しているにも関わらず、簡単に回復宣言をしてしまう記者の「見抜く力」が今、問われているというお話でした。

今朝の特派員は相模原市にある酒類販売会社「コモンセンス」の代表取締役社長、青樹英輔さん。「海底で眠らせる」ワインについて伺いました。
伊豆半島の最南端、南伊豆町の沖合の海底で7か月眠らせるというワイン「サブリナ」。ダイビングをしていた時、知り合いに飲ませてもらったのがきっかけといいます。
海に沈めると、角が取れて滑らかになるというシラーズ種の赤ワイン。地元の協力を得て、理想的なセキュリティの下に製造されています。来週には3000本の日本酒を沈めるということなので、皆様も飲んでみてくださいね。

エンタメいまのうちでは、じわじわとブームの兆しが見えてきた「けん玉」を特集しました!
今、若者の間で流行っているという「けん玉」。競技としてはもちろん、ファッションとしても取り入れられ、原宿のショップなどでもディスプレイされています!

お越しいただいたのは一般社団法人グローバルけん玉ネットワーク「GLOKEN」代表の窪田保さん。けん玉の世界記録保持者でもあります。
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そもそもけん玉が流行っているのは、youyubeなどで外国の方がスタイリッシュにけん玉で技を決めている動画を見られるようになったから。
それを見て「CooL!」と思った外国人にまずは波及し、日本にまで逆輸入してきたというわけです。
知っての通りけん玉は日本発祥ですから、窪田さんはそのプライドをかけて「GLOKEN」を設立したのだそうです。
今ではけん玉を通じて世界各国のプレーヤーと交流があるそうですよ!

進化したけん玉の"技"を見せていただきましたが、我々が知っている「もしもしかめよ~♪」は過去の遺物のようです・・・
けん玉の「けん」も「玉」も宙を舞っています(汗)
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今や外国でも作られているけん玉。多種多様ですが、やはり元祖は日本。
広島の老舗「イワタ木工」にて製造中止されていた伝説のけん玉「夢元」。これを復活させて販売したところ、即完売!

近々、どのショップでも見ることになるかもしれませんね?お手に取ってみてください!
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明日もお楽しみに!!!

♪今日の楽曲
「LIFE」 Des'ree
「Love Forver」 加藤ミリヤ×清水翔太

グッモニ 2013年11月21日
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