福井謙二グッモニ 4月16日(水) 第273回

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皆様こんにちは、福井謙二グッモニです。

水曜日のコメンテーターはノンフィクション作家の森功さん。

森さんには、「東京電力の新体制」について物申していただきました。

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日本のエネルギー政策や原子力発電の今後に注目が集まっていますが、その中でも重要な位置を占める東京電力は、今月1日に会長就任した数土文夫会長の新体制がスタートしました。

この数土さんはあのNHK新会長人事でも、官邸の意向を受けて動いたとされる安倍シンパの財界人の一人。これも官邸人事の一環であると森さんは言います。

東京電力はもともと総務畑出身者が経営トップを占め、原発を推進してきたのですが、不祥事が相次いだために企画部畑出身者が社長になる時代が続きました。

数土新会長がまず手を付けたのは、企画部の解体。
これは総務部を復活させ、原発推進に舵を切ったという動きではないかと森さんは言います。今後も東京電力の動きに注目です。


今朝の特派員は、愛媛県今治市の大島にある村上水軍博物館の学芸員、田中謙さん。

先日、本屋大賞2014に、瀬戸内海の村上水軍を題材にした和田竜さんの歴史小説「村上海賊の娘」が選ばれました。

和田さんの小説でスポットライトが当たったことにより、村上水軍ゆかりの今治市内の書店には特設コーナーが設けられ、村上水軍博物館にも大きな反響があるとのことで、田中さんに詳しくお話を伺いました。


今朝のエンタメいまのうちは、警察、消防、自衛隊、海上保安庁など諸官庁の制服や装備品を開発製造する赤城工業株式会社の代表取締役社長 須永照重さん。

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須永さんには、普段よく目にしているのに、意外にどんなものか知らないのが官品、諸官庁の制服や装備品をご紹介頂きました。

昭和8年創業の赤城工業。

厳しい環境にも常に耐えられる、機能性の高いモノ作りに取り組まれてきました。

本日は福井さんに最新の消防作業用ウェアを着用していただきました!

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意外?にしっくりきており、とてもよくお似合いです。

こちらは、消防作業用に開発した新素材「CASVAN(R)」を用いた防火服。

「CASVAN(R)」はカーボン系繊維が主体の新しい複合繊維で、圧倒的な耐炎耐熱性を誇り、従来の防火服では対応が困難だった1000℃を越える火炎に対しても、生地の崩壊や焼失がしにくいそうです。

プロフェッショナル向けに開発した機能を生かした市販品もあるとのことで、こちらもご紹介。

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火災現場でも安全な難燃Tシャツ「ファイヤーアーマー」!

一般的なポリエステル素材は熱で溶けやすく、高熱で溶けると肌に貼りつき二次火傷の危険につながるため、燃えにくいアクリルを使用し、燃えても火が消えやすく、延焼を防ぐ工夫を加えたもの。

そして、これから夏に向けての製品がこちら。

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真夏の熱中症対策「冷却ベスト アイスV」!

特殊糸を使ったメッシュのベストに、冷却持続性の高いアイスパックを収納。

暑さ厳しい野外での業務用でしたが、家庭菜園をする方など一般の人たちに売れているそうです。

本日ご紹介いただいた他にも、さまざまな製品を開発・販売されておりますので、さらに詳しく知りたい方は赤城工業株式会社のHPをご覧ください!


♪今日の楽曲
「New」 Paul McCartney
「春の手紙」 大貫妙子


明日もお楽しみに!!!

グッモニ 2014年4月16日
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