福井謙二グッモニ 5月21日(水) 第298回

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皆様こんにちは、福井謙二グッモニです。

水曜日のコメンテーターはノンフィクション作家の森功さん。

森さんには「3ヶ月で見えてきた舛添都政」について物申していただきました。

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猪瀬前都知事が辞任し、舛添要一東京都知事が誕生してからおよそ3ヶ月が経ちました。

舛添都知事はどのような都政を行おうとしているのか、この3ヶ月の舛添都政の動きを振り返りました。

都知事に就任してからは、カジノ構想を事実上、白紙撤回するなど、石原・猪瀬路線の大胆な変更を図り、徐々に舛添カラーを出してきています。

都知事としては18年ぶりに北京を訪問し、中国外交で安倍政権を牽制するなど、国政を意識した動きもみられます。

全体的に舛添新都知事は、安倍首相へのライバル意識が強く、国政と同格の扱いをしてもらいたいと思っているのではないかと指摘する森さん。

予算的には先進国一国に相当するくらいの規模なのでその意識は間違いではないが、肝心の職員の人心掌握ができていないようにも感じる、というお話でした。


グッモニ特派員は、富士スバルライン5合目にあり、富士登山者の休憩・宿泊所「富士山みはらし」の営業担当、堀内勉さん。

山開きを7月1日に控え、今年も大勢の登山客で賑わう見込みの富士山ですが、2月の記録的な大雪の影響で、富士吉田登山道の5合目から山頂まで雪に覆われ、開通できる見通しが立っていません。

1988年以降、7月1日の午前0時に山頂まで開通できなかったのは合計5回。
山開きまで、あと1ヶ月と10日となりましたが、今年は大丈夫そうなのか、今の富士山の様子を堀内さんにお話を伺いました。


エンタメいまのうちのテーマは、「肥後守!」

今回は福井さんが肥後守のことを忘れていたことから取り上げたテーマです。

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本日は、この肥後守を研究・収集し、WEB上で肥後守博物館を運営している道具学会理事の齋藤紀行さんにお話を伺いました。

肥後守は明治27年頃に兵庫県三木市で作られ始めた折り畳みナイフの登録商標で、戦後の昭和25年以降から子供達の間で広がり、昭和30年代にピークを迎え、少年達のマストアイテムになったそうです。

現在も作り続けられているそうですが、『肥後守』の登録商標を使用して作っているのは兵庫県三木市の永尾駒製作所のみとのこと。

ネットオークションなどが一般化し始めた15年ほど前からは、年配の方々を中心とした愛好者やマニアの取引が活発化し、古いものがコレクターに高額で取引されているそうです。

本日は肥後守をスタジオに用意し、福井さんにも鉛筆を削ってもらいました。

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実物を見て昔使ったことがあることを思い出したという福井さん。
意外(?)と器用に鉛筆を削っておりました。

今日の放送を聴いて「懐かしい!」「もっと知りたい!」と思った方は、齋藤さんの作られた肥後守博物館にアクセスしてみてください!


♪今日の楽曲
「Piano Man」 Billy Joel
「散歩道」 SOFFeT


明日もお楽しみに!!!

グッモニ 2014年5月21日
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