福井謙二グッモニ 7月11日(金) 第334回

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皆様こんにちは、福井謙二グッモニです。

金曜日のコメンテーターは、慶應義塾大学大学院 政策・メディア研究科 特別招聘教授の夏野剛さん。

夏野さんには『インターナショナルスクールが今、注目を集めるワケ!』についてお話し頂きました。

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世の中のグローバル化に伴い需要が増え、最近脚光を浴びているというインターナショナルスクール。

日本の「学校」と根本的に違い、既存の学習指導要領にとらわれず、それぞれのスクールで自由な教育が行われているのが特徴で、アメリカやヨーロッパで行われている教育方法を取り入れていることが人気となっております。

その教育方法とは、日本は形式的な暗記中心の学習と違い、カリキュラムで教育の多様化とディベート力や論理構築能力、創造性や自己発現といった生きるための実践力を重視するというもの。

しかし、インターナショナルスクールの需要が増えている事はすごく危機的な話であり、本来は日本の教育を見直す時期に来ており、「考え方を自由にすること」や「どうしてこうなるのか?」という演繹力をつける教育を日本も少し取り入れるべきでは?というお話しでした。


今朝のグッモニ特派員は、千葉県流山市総合政策部マーケティング課、メディアプロモーション広報官の河尻和佳子さん。

自治体には珍しく「マーケティング課」というセクションがある流山市役所では、市をPRする様々なプロモーション活動を展開されております。

この「マーケティング課」は、すでに10年の歴史を持っており、これまでの活動の甲斐あって、この10年間で人口は約2万人増加し、その構成も、これまでの50代~60代に代わり、30代~40代が一番多くなっているとのこと。

全国の自治体からの視察も相次いでいるという流山市、働き盛りの世代が多くなった背景にはどのような取り組みがあったのか、河尻さんに詳しくお話を伺いました。


エンタメいまのうち今朝のテーマは、『日本の新たな芸術が誕生!世界が大注目の「Design NORI」!!』

現在受注が殺到していると噂の、レーザーカッターで紋様を刻み、デザインを施した「デザイン海苔」を販売されている、茨城県大洗町にある『海野海藻店』の3代目、海野洋行さんに電話でお話をお伺いしました。

元々、宮城県南三陸町出身の海野さんの祖父さまが大洗町にやって来て始めたという海野海藻店では、海藻類、特にワカメを中心に販売していたそうですが、日本食離れで海藻の需要が下がっていると感じた海野さん。

それを何とかしたい!明るい話題を作りたい!海藻の面白さ、魅力を知ってもらいたい!という想いから、この「デザイン海苔」を開発することに。

デザイン海苔の始まりとなった「全型(zenkei)」は、19cm×21cmの海苔1枚に柄がカットされたもの。
デザインは、桜・麻の葉・亀甲・水玉・ 組亀甲の計5種類となっております。

元々、東日本大震災以前からデザイン海苔のプロジェクトは進んでいたそうですが、震災を受け、「長寿」「魔除け」「繁栄」など、前向きなメッセージ性のあるデザインを選ぶようにはなったそうです。

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今回スタジオにお送りいただいたのは、小さな可愛らしいデザイン海苔「プチ」。
3cm×3cmの海苔に、5種類の柄(花・鳥・風・月・雪)が入ったものが3枚ずつ、計15枚入りとなっているセットで、四季をテーマにされております。

海苔は宮城県三陸産のものを使用。
他の海苔も加工して試したが、肉厚で光沢があってデザイン海苔には一番適しているのだとか。

食べるのはちょっぴり勿体ない気がしますが、「全型」は海苔巻に、「プチ」はちらし寿司の上に乗せたりと、ちょっと特別な日のご飯にどうぞ!とのこと。

今年3月には、メッセージが刻まれた小さな海苔「言海苔(コトノリ)」という商品もリリースされており、想いを伝えたい大切なお弁当にピッタリ!

基本的に完全受注生産というカタチをとっているそうですので、番組を聴いて「デザイン海苔が欲しい!」と思った方は『海野海藻店』のHPをご覧いただき、電話、またはメールにてお問い合わせください!

Design NORIについて詳しくはDesign NORIのfacebookページをご覧ください!

♪今日の楽曲
「Could've Been」 Tiffany
「The World is ours!」 ナオト・インティライミ


来週もお楽しみに!!!

グッモニ 2014年7月11日
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