皆様こんにちは、福井謙二グッモニです。
今朝は台風18号の情報を中心にお伝えしましたが、みなさんご無事でしたでしょうか。
放送中も台風に関するたくさんのメールやFAXをお送りいただきありがとうございました。
月曜日のコメンテーターは、「クーリエ・ジャポン」編集長の冨倉由樹央さん。
冨倉さんには『日本企業の"年功序列廃止の流れ"』に物申して頂きました。
日立製作所は、先月26日、国際競争力の強化に向けて海外の人材活用などを進めるため、管理職の給与体系を抜本的に見直し、今月からいわゆる年功序列制度を廃止。
ポストに応じて給与を支給する制度を導入します。
日立製作所が「年功序列」を廃止した背景には、日本企業が外国人の採用をどんどん進めていることに一因があると話す冨倉さん。
これは、海外に進出したので現地の人を雇うということではなく、国内での外国人採用が年々増えてきているとのことですが、近年では優秀な順に採用していったら、結果的に外国人の割合が増えたというケースが多いそうで、外国人留学生の採用実績が高い企業に、優秀な留学生がどんどん集まってくる、という相乗効果もあるそうです。
グローバル化が進む中で、日本企業は優秀な海外の学生を「つなぎとめておく」必要が出てきたのですが、その時にネックになるのが、外国人にとっては理不尽に映る"日本企業の年功序列"である、というわけです。
しかし、注意しなくてはいけないのは、成果給というのは、長期的な視点で成果を出す研究開発などの部署で働くと給料が上がりにくいなど、良いことばかりでもないということ。
もともと年功序列の給与体系は、「経験」を重んじる日本の文化にも根付いており、今回の動きがそうした「無形の財産」を否定する動きにならないといいが...、というお話しでした。
グッモニ特派員は、毎日新聞で予想をしている、競馬評論家の丹下日出夫さん。
昨日の凱旋門賞で、日本期待のハープスターは6着、ジャスタウェイは8着、ゴールドシップは14着に終わり、凱旋門賞で勝つという日本競馬界の悲願は、来年に持ち越されました。
丹下さんには、凱旋門賞と日本の馬のこれからについて詳しくお話を伺いました。
エンタメいまのうちのテーマは、「ニッポンの大人のたしなみシリーズ!芸術の秋に、伝統文化の"手拭い"に親しもう!」
今、「日本手拭い」が若い女性を中心に、その味わいと使いやすさが見直されているということで、今朝は、手拭いの専門店「かまわぬ」から、WEB企画でホームページの作成と広報を担当されている秋葉美保さんにお越しいただきました!
1987年8月28日に代官山猿楽町にお店を構え、1990年10月に会社を設立されたという「かまわぬ」さんでは、古くから伝わる良い物を伝えていきたいという思いから、特に若い人に親しんでいただけるよう「デザイン」に着目し、普段の生活に取り入れやすいような図案を描き起こし、ライフスタイルに手ぬぐいを取り入れるご提案をされていらっしゃるそうです。
20~40代の女性を中心に盛り上がりを見せている手拭い愛好家ですが、最近は雑貨などにこだわりを持つ男性のお客様も増えているとか。
価格も一本800円~とお手頃で、手を拭く、スカーフ代わりに身に着ける、インテリアとして飾る、ラッピングの布に、引出物などの贈り物と、様々な用途で利用できます。
お店に行って、じっくり商品を選びたいという方は、関東では「かまわぬ」代官山 本店・原宿店・丸の内店・浅草店・立川店・みなとみらい店、そして新宿には「小粋」というお店もございます。
また、ホームページも充実しておりますので、是非ご覧ください。
♪今日の楽曲
「今のこと」 小田和正
明日もお楽しみに!!