福井謙二グッモニ　12月26日（金）　第454回

皆様こんにちは、福井謙二グッモニです。

金曜日のコメンテーターは、慶應義塾大学大学院政策･メディア研究科特別招聘教授の夏野剛さん。

夏野さんには『大学入試が一変！一発勝負から総合評価へ！！』について物申して頂きました。

中央教育審議会は２２日、大学入試を改革するよう、下村文部科学大臣に答申。
毎年５０万人以上が受ける大学入試センター試験を今の小学６年生が高校３年生になる２０２０年度実施分から新しくすることなどが大きな変更点となります。

そんな中、２次試験など各大学で実施される試験は、最も早ければ今の高校２年生から変更。
知識量だけを問うよりも、部活動の実績を示す資料や志望理由書などをもとに、プレゼンテーションや集団討論などを組み合わせて評価することが求められる、とのこと。

確かに知識量が求められる時代もあったが、インターネットやスマートフォンの普及により、そういった知識は調べればすぐに分かる現代では、想像力（イマジネーション）と創造力（クリエーション）が必要とされていると話す夏野さん。
大学入試でも地頭の良さ＝思考力を試す方向へシフトしてきているというお話しでした。

グッモニ特派員、今朝の話題は戦争で亡くなった学生たちのことを今に伝える記念館について。

昭和１８年１０月２１日、明治神宮外苑で７万人の大学生を集めて出陣学徒壮行会が行われ、多くの学生が特攻隊などになって戦死しました。

学徒出撃から７０年余り。
この１年、さまざまなシンポジウムや記録映画の上映会を開催してきた、東京・本郷にある「わだつみのこえ記念館」の館長、渡辺總子さんにお話しをお伺いしました。

エンタメいまのうちのテーマは、「お正月は映画館へ！グッモニ専属映画評論家？オススメの正月映画はコレだ！」

世の中には、数多くの映画評論家がいる中、『グッモニ』で映画と言えばこの方！
観る映画の９割以上が自腹、言ってしまえば、ただの映画好き芸人である藤井ペイジさん！

今年は２０４本もの映画を観たというペイジさんに、現在公開中のオススメお正月映画をご紹介して頂きました！

『セブン』『ソーシャル･ネットワーク』の鬼才、デビッド･フィンチャー監督が、全米ベストセラー小説を映画化したこちらの作品。

結婚５周年に突如姿を消した妻を探す男が、警察の捜査やメディア報道に追い込まれ、さらに妻殺害の疑いを掛けられてしまう物語となっているのですが、最後の１分までラストが読めず、最後の最後まで楽しめる内容となっているそうです！

今年大ヒットとなった『アナ雪』のディズニー最新作！

架空の都市「サンフランソウキョウ」を舞台に、並外れた頭脳を持つ少年ヒロが、生前に兄が開発したロボットのベイマックスと一緒に、兄の死の真相を暴こうとする中で、少年が成長を遂げていく姿を描いた、大人も子供も楽しめる内容となっており、ご家族で観に行くのにもオススメ。

最後は、インド映画『チェイス！』！

２０１３年にインドで公開され、歴代最高興行成績を記録したこちらの作品、アメリカでも公開され、全米週末興行ランキングでトップ１０入りも果たしました。

シカゴでサーカス団を率い、天才トリックスターとして人気の主人公ですが、裏の顔はスゴ腕の金庫破り。

インド本国から検挙率ナンバー1刑事が彼を捕まえに来るが、人生最大のトリックを仕掛け、金庫破りに挑むというストーリー。

ハリウッド顔負けのバイクアクションシーンが見所となっているそうです！

そして、お正月映画というわけではございませんが、「新宿ミラノ座」が年内で閉館になるのにあたり、懐かしの作品をフイルム上映しているとのことで、例えば明日は『荒野の七人』『銀河鉄道９９９』などを上映。

お値段も鑑賞料金も５００円とお安くなっておりますので、１，０００を超える座席数を誇る大劇場『新宿ミラノ座』のラストショーへ足を運んでみてはいかがでしょうか！？

ということでペイジさん、次は来年の夏ごろにオススメ映画紹介をお願いします！

◇藤井ペイジさん出演イベント情報

「みゆきとペイジの暴年会　～タイトル決定、内容未定～」

出演者：鳥居みゆき、藤井ペイジ（飛石連休）、他サンミュージック芸人
場所：下北沢　駅前劇場
住所：東京都世田谷区北沢2-11-8TAROビル3F
日時：12月29日(月)
14:30開場/15:00開演(昼の部)
18:30開場/19:00開演（夜の部）
料金：2,500円

♪今日の楽曲
「Fire Ball」 Pit Bull
「一緒に暮らそう」松任谷由実

来週もおたのしみに！！

グッモニ　2014年12月26日