福井謙二グッモニ 2月23日(月) 第495回

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皆様こんにちは、福井謙二グッモニです。

月曜日のコメンテーターは「クーリエ・ジャポン」編集長の冨倉由樹央さん。

冨倉さんには『春節景気に湧く世界経済・・この特需はいつまで続くのか』について物申して頂きました。

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ここ数年、日中関係が冷え込んでいることもあり、中国ではムード的には「日本に行きたい」とは口に出して言えない状況にありました。しかし、去年、安倍総理と習近平が握手をしたことで、大っぴらに言えるようになったことや、ビザの発給条件が緩和されたり、円安といった要因が重なり、今まで抑圧されていたエネルギーが一気に解放されて、今回の「爆買い」に繋がって爆発的な「春節」フィーバーとなっているようです。

そして、中国人が買うのは家電製品だけではなく、東京五輪を見込んで建設が続く高層マンションの高層階を、中国人の富裕層が買い占めるケースがとても多いのだとか。

ただ、中国経済が堅調とはいっても、その恩恵を被っているのは都市部のごく一部の富裕層だけで、中国全体でみれば、国内にはまだまだ様々な問題を抱えております。

膨れあがった中国の人口と経済はパンク寸前で、中国政府のコントロールが色んなところで効かなくなっており、一国だけが儲かるような経済の不均衡が必ず是正されることは歴史を見ても明らかなため、この特需がいつまでも続くとは考えないほうがいい、というお話でした。


グッモニ特派員、今朝ご紹介したのは、民家の軒先をかすめるように走る都電荒川線の「雑司が谷界隈」。
東京・豊島区雑司が谷の「歴史と文化の街づくりのプロジェクト」が、このほど日本ユネスコ協会の未来遺産に登録されました。

池袋にほど近い場所ながら、緑に恵まれ下町風情も漂わせる街並みが、都心の散策場所として人気を呼んでいますが、鬼子母神に代表する雑司が谷の街づくりの中心に位置する法明寺。
今朝は法明寺住職の近江正典さんに雑司が谷の街と人との結びつきについてお話を伺いました。


エンタメいまのうちのテーマは、「さらに小さくなった、わずか9グラムのラジコンヘリ!ギネス記録を更新した世界最小のピコファルコン!」

去年の5月2日に紹介した"世界最小のラジコンヘリ"「ナノファルコン」が、さらに小さくなってグッモニにやってきました!その名も「ピコファルコン!!

ということで、今朝は「株式会社シー・シー・ピー」トイ・ホビー部企画開発担当の松田正吾さんにお越しいただきました!

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2013年3月に「総全長が81mmでボディ重量が11g」の世界最小記録に登録されたナノファルコン。
その後継機種として開発された今回の「ピコファルコン」は、「総全長約59mmで総重量9g」と、「ナノファルコン」から2gの軽量化、およそ30%のサイズダウンを実現しました!

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「3万台売れれば大ヒット商品」という玩具業界で、なんと「13万台」も売れたという「ナノファルコン」。
その空前の大ヒットの要因ともなった「手軽さ」というキーワード。
どこまで小さく「手軽」にできるかを、トイラジコンメーカーのプライドにかけて、極限まで追求したそうです。

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ナノファルコンで馴らした腕前を見せつける福井さん。

使用されているモーターなどのパーツが、革新的な進化を遂げぬ限り、当面はこのサイズが限界かと思われるそうですが、サイズ進化の代わりに驚くべき機能を搭載した手のひらサイズのラジコンヘリを開発中とのことで、今朝は特別に開発中の試作品をお持ちくださいました!

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一見普通のカメラですが、心臓部ともいえるレンズ周りのパーツを外すと...

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カメラ付きのラジコンヘリが!!

こちらのナノファルコンデジカムは、「デジカメにもなる、カメラ搭載マイクロヘリコプター」。

ラジコンを操作するコントローラーに、カメラヘリを収納した状態では、デジカメとしても使用することが可能。

操縦中の映像は、カメラヘリに内臓されたSDカードに保存されるそうです!

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発売は今年の6月ごろを予定しているそうですので、お楽しみに!

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そのほか、さまざまなラジコンをはじめとするおもちゃを販売されております「株式会社シー・シー・ピー」さんのHPはこちらから!


♪今日の楽曲
「小さな恋のうた」 大山百合香


明日もおたのしみに!!

グッモニ 2015年2月23日
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