福井謙二グッモニ 5月15日(金) 第554回

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皆様こんにちは、福井謙二グッモニです。

金曜日のコメンテーターは、慶應義塾大学大学院 政策・メディア研究科 特別招聘教授の夏野剛さん。

夏野さんには『自民党が政府に要請。教員免許を国家資格に!』について物申して頂きました。

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自民党の教育再生実行本部は、小中高校の教員免許の国家資格への格上げを近く政府に要請する予定としており、大学の教員過程を終えた後、全国共通の国家試験を受け、1~2年程度の研修を積んだ後に免許を取得できるようにするというもの。

医師免許と似たような仕組みを取り入れることで、教員の資質向上を目指すことが目的とのことですが、これに対し夏野さんは、問題は長く続けていると時代に乗り遅れていく人や、惰性で仕事を続けているような人が出てくることにあると指摘。

教員だけでなく、医師なども含め終身資格制度の見直しが必要であり、簡単な研修や講習を受けるだけではなく、真っ当に仕事をしている人だけが合格するような試験を数年に一度受けさせ、試験に落ちた人は資格を失う「有期資格化」を導入し、あわせて給与水準も上げる方が人材の資質向上につながるのではないだろうか?というお話でした。


グッモニ特派員は、東京・国分寺の「クルミドコーヒー」をご紹介。

お店を拠点として様々なイベントが開かれているという「クルミドコーヒー」。

例えば、毎月2回ほど行われる「クルミドの朝もや」と呼ばれる会では、毎回10名を超すメンバーが集まり、各自が話したいテーマを持ちより、それぞれ意見を出し合う形で進められております。

このような活動はどんな狙いがあって始められたのでしょうか?
「クルミドコーヒー」店主の影山知明さんにお話を伺いました。


エンタメいまのうちのテーマは、『子どもたちに愛され12億冊!45周年を迎えた「ジャポニカ学習帳」!!』

現在、45周年を記念して、"ある企画"も実施中の「ジャポニカ学習帳」についてお話を伺うために、「ショウワノート株式会社」の片岸茂社長にお越しいただきました!

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「ジャポニカ学習帳」をはじめ、学習帳のトップブランドであり、ぬりえやカルタなどのキャラクター商品にも強いショウワノート株式会社は、1947年に富山県高岡市で創業されました。

1970年に発売されロングセラー商品となった「ジャポニカ学習帳」。
実はそれ以前にも「エリート学習帳」というノートを販売していたのですが、学習帳メーカーとしては後発で苦戦。

1968年に開発チームを立ち上げ、新たな学習帳を開発することになり、当時大ブームだった小学館の「ジャポニカ百科事典」に目をつけ、こちらの内容をちょっとだけ織り込んだ百科学習帳として「ジャポニカ学習帳」が誕生。

当時の学習帳の表紙はイラストが定番だったところへ、「ジャポニカ学習帳」では昆虫や植物の写真を使用し、さらに表紙のロゴを金箔押しにするなど、A5版30枚のノートが30円だった時代に50円で販売するなど差別化を図りました。

しかし発売後すぐにヒットしたわけではなく、ヒットするキッカケとなったのは翌年の1971年。
学習帳としては異例のテレビCMを始めたことにより、CM開始から3年間で売り上げが27倍にもなったそうです!

1978年からは昆虫生態写真家の山口進さんが撮り下ろした写真を表紙にした「世界特写シリーズ」がスタートしましたが、表紙写真は4、5年に一度刷新し、同じ品種は二度と採用しないため結構な費用がかかっているそうです。
これらの写真が記憶に残っている方も多くいらっしゃるかと思います。

そんな「ジャポニカ学習帳」の1970年代~2000年代までの表紙から、代表的な80種類の中で復刻して欲しい商品を決める「歴代ジャポニカ学習帳人気投票」が現在開催中!

投票で各年代の1位となったノートは、1970年の最初のシリーズの一つである「ひまわり」が表紙のノートとの5冊セットで7月上旬より数量限定販売されます。

45周年を記念して行われている「ジャポニカ学習帳」の特別企画、皆様も是非ご参加ください!

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来月15日まで実施中の「歴代ジャポニカ学習帳人気投票」はこちらからどうぞ!


♪今日の楽曲
「Feel Right feat.Mystikal」 Mark Ronson
「MELODY」 Mr.Children


来週もおたのしみに!!

グッモニ 2015年5月15日
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