福井謙二グッモニ 6月19日(金) 第579回

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皆様こんにちは、福井謙二グッモニです。

金曜日のコメンテーターは、慶應義塾大学大学院 政策・メディア研究科 特別招聘教授の夏野剛さん。

夏野さんには『小中一貫校、国が制度化!』についてお話頂きました。

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小中学校の「6・3」の区切りをやめ、9年間を共通したカリキュラムで学ぶ小中一貫校を国の制度に位置付ける「改正学校教育法」が、おととい参議院本会議で成立しました。

小中一貫校はこれまで、市区町村教育委員会が独自に取り組み、昨年5月時点で全国に1130校あったのですが、文部科学省はこれまでの実績から小中一貫教育が中1でいじめや不登校が増える「中1ギャップ」の軽減や学力向上に有効と判断したため、今回の制度化に踏み切りました。

教員確保や施設建設の問題など色々な課題も出てくることも予想されますが、新しい校舎を建てる際には半額を補助するなどの支援も決定しました。また小中一貫校の教員は小中両方の免許を持つのが原則となりますが、当面は中学校免許のみの教員が小学生に授業を行うなどの例外も認めるとのこと。

子どもが最も変化への対応力があると話す夏野さん。
大人があれこれ心配して改革が遅れていては、時代の変化についていけないのではないだろうか?というお話でした。


グッモニ特派員は、「国立競技場の建設問題」についての話題。

2020年の東京オリンピック・パラリンピックのメイン会場となる国立競技場。

屋根の設置を大会後に先送りする方針が明らかとなったほか、国が東京都へ500億円の費用負担を要請したことにより国と東京都との対立が表面化するなど、ここにきて一層混迷の度を深めております。
そんな中、建築の専門家の間からは設計プラン自体を見直すべきだとの声も挙がってきております。

現行案の新しい国立競技場の建設を行うのではなく、戦前からあった初代の国立競技場を復元する事を対抗案として主張されている建築エコノミストの森山高至さんに詳しいお話を伺いました。


エンタメいまのうちのテーマは、『郵便局から発信!女性向け総合ライフスタイル誌「Kiite!(きいて)」!』

日本全国の郵便局で先月から販売されている、女性向けの生活情報誌「Kiite!(きいて)」編集長、産経新聞の郡司美香さんにお越しいただきました!

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どんな地域にでもある郵便局。その数は2万4千局にも及び、そんな人が集まる場所を事業に出来ないかと考えたのをきっかけに、文字で伝えることが本業である自分たちに何が出来るのを考えた結果、来局者の7割を女性が占める郵便局で、女性向け雑誌を販売することになったそうです。

雑誌のタイトルの通り、友達や家族に「ねぇ、聞いて聞いて!」と話したくなる話の種を、読みやすいサイズの文字とわかりやすい記事で届けるというのがコンセプトである「Kiite!」。

表紙を石田ゆり子さんが務めた、先月創刊された第1号では「御朱印」「尿トラブル」の特集のほか、初鰹とそら豆のレシピ、韓流スター・東方神起の記事などなど、非常に読みごたえのある雑誌になっています。

郵便局の窓口の近く、ピンク色のラックに立て掛けてあり、そのまま窓口で販売を行っております。

毎月23日(ふみの日)に発売されるそうですが、来週火曜日に発売となる7月号の特集は「食パン」、「女性のための汗講座」。
藤原紀香さんの表紙が目印です!

気になった方は是非お近くの郵便局へどうぞ!

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本日取り上げた女性向け総合ライフスタイル誌「Kiite!」について詳しくはコチラから!


♪今日の楽曲
「Infinity」 Mariah Carey
「最果てが見たい」 椎名林檎


来週もおたのしみに!!

グッモニ 2015年6月19日
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