福井謙二グッモニ 9月11日(金) 第639回

皆様こんにちは、福井謙二グッモニです。

金曜日のコメンテーターは、慶應義塾大学大学院 政策・メディア研究科 特別招聘教授の夏野剛さん。

夏野さんには『過熱する"福岡移住"!東京にはない魅力とは!?』をテーマにお話頂きました。

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九州経済の中心都市として、またアジアへのゲートウェイとしても注目を集める福岡市。東日本大震災後は、移住先としての人気も高く、2011年から4年連続で市外からの転入者数が転出者数を1万人以上も上回っています。

自然環境の良さと、街の利便性が両立しており、ビジネスの面でもここ数年で福岡市に"受け皿"となるような魅力的な企業が育ち、さらに市外からも力のある企業が集まってきています。
その理由は、若者が多く、その労働力も魅力となっているほか、福岡市は政府が行っている国家戦略特区として創業特区にも選定されています。

地方創生のお手本のような街ですが、一番大事なポイントは「東京を目指していない」ということ。
地方色を出しつつ、地方ならではの政策を打ち出したことで、東京にはない福岡市独自の魅力となった、というお話でした。


グッモニ特派員は、パラリンピックの正式競技にもなっている「シッティングバレー」について。

「シッティングバレー」は、何らかの病気や事故で、足の不自由な方たちが座りながら行うスポーツで、1チーム6名、縦10m×横6mのコートに、男子は1m15cm、女子は1m5cmの高さにネットを張り、そのほかのルールはほぼ通常のバレーボールと同じです。
今朝は、日本パラレルボール協会会長の真野嘉久さんに詳しいお話を伺いました。


エンタメいまのうちのテーマは、『ファーブルもビックリ!昆虫とツーショット写真を撮り続ける男!!』

今朝は、『虫とツーショット~自撮りにチャレンジ!虫といっしょ』(文一総合出版)という本も出されています、昆虫写真家の森上信夫さんにお話を伺いました!

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昆虫専門のカメラマンとして活動し、図鑑など理科の教材として使われる昆虫写真を撮っていた森上さん。

ある日、取材で西表島に行ったものの大雨で外に出られず、やることもなくお風呂に入っているとクモがいたため、いつも通り写真を撮ったら、鏡に映った自分の姿が写りこんだそうです。
撮影したその写真をデジカメのモニターで確認したところ、昆虫とのツーショット写真の面白さに初めて気付き、それから楽しんで撮るようになったとのこと。

人間とのツーショット写真との一番の違いは「大きさ」で、サイズの大きな昆虫を選ぶと、難易度は低く、撮る時のポイントとしては、昆虫を手にのせた場合、自分の顔に近づけるのではなく、カメラの方に近づけて昆虫を大きく写すと、自分と昆虫が対等になって、良い写真が出来上がるそうです!

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砂山さんも模型を使って昆虫との2ショットを体験!

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こちらは森上さんのカメラをお借りして撮影したもの。
魚眼レンズという特殊なレンズを使っているため、このような不思議な写真が撮れるそうです!

ちなみに、これからの季節で初めて2ショット写真を撮ってみようという方にオススメの昆虫は、動きも少なくサイズも大きいカマキリとのこと!
今日の放送を聴いて、自分も昆虫と2ショット写真が撮りたい!という方は、森上さんの本『虫とツーショット~自撮りにチャレンジ!虫といっしょ』を参考にしてみて下さい!

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昆虫写真家の森上信夫さんの著書『虫とツーショット~自撮りにチャレンジ!虫といっしょ』は、文一総合出版より発売中です!


♪今日の楽曲
「Ironic」 Alanis Morissette
「わすれない」 大橋トリオ

月曜日からのグッモニは、福井さんが夏休みから戻ってきます!

来週もおたのしみに!!

グッモニ 2015年9月11日
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