福井謙二グッモニ 2月18日(木) 第753回

みなさん、おはようございます。福井謙二グッモニです。

本日のコメンテーターは立教大学経済学部教授、中小企業サポートネットワーク「スモールサン」主宰の山口義行さんです。

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「中小企業の新たな生き方、"隣接異業種"への挑戦」についてお話いただきました。
この番組でも、スモールサンの勉強会でも、中小企業がさらに上を目指すために、「隣接異業種」への目を向けてみる事が大切だという話をしてきた山口さん。

「隣接異業種」とは、本業の近くにある市場。
本業と共通する部分が多いにもかかわらず、業種や業態が違うために経営者の目に入っていないことが多い市場でもあります。

その代表的な成功例が、愛知県一宮市にある「アートフレンド」というデコトラのカスタム・販売を行う会社。
こちらの会社では新たに5社でグループを立ち上げ、ノウハウや販売ルートの共有・協力しあい、新規事業を展開。
さらに「決算書」を見せ合い、アドバイスをしあっているそうです。

スモールサンは、「経営者の"3つの能力"の向上に貢献する」ことを運営理念にしています。
3つの能力とは「読む力」、「問う力」そして「つなぐ力」。
今回はまさに「つなぐ力」を高めていくことで、各社の成長力を何倍にも引き上げることに成功している例だというお話でした。

今朝の特派員のコーナーでは福井さんが来月10日まで国宝の大仏殿の保存修理工事が行われている鎌倉の大仏様を取材。

お話を伺ったのは東京文化財研究所・保存修復科学センター 主任研究員 森井順之さんです。

国宝である大仏様にガムがついているという信じられないことも起きていて、
国宝であるためにヘラで削りとるわけにはいかず、慎重に傷をつけないよう、細心の注意を払いながら作業しているそうです。

この他、鎌倉時代の職人の高い技術などについてのお話も伺うことができました。

工事中ということで、来月10日までは、拝観料無料で高徳院の境内に入れます。
そして、大仏様がお披露目されるのは来月11日です。

スペシャルウィークの今週のエンタメいまのうちは「意外なところにヒットのヒント。売れる商品の秘密を探れ」をテーマにお送りします。

第四弾の今日は「ガンプラ世代のハートを鷲掴み!?ある中小企業の新たな挑戦!プラモデル風名刺」をご紹介。

紹介していただいたのは「有限会社共栄金型」企画販売部の長尾健司さんです。

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長尾さんは実はグッモニのリスナー。
グッモニから出演依頼が来たときはすごくびっくりしたとのことです。

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今回はプラモデル風の名刺を紹介していただけるということで、グッモニの名刺も作っていただきました。

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これはすごい。印象に残りますね。
つかみはバッチリですね!!

この名刺は切り離すと、名刺でなくなってしまうのですが、一部を切り離すと名刺立てにできるとのことです。

こちらのプラモデル風の名刺、金型は5万円~。名刺は1枚当たり200円~となっています。

もっと詳しく知りたい方は有限会社 共栄金型のHPをご覧ください。

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長尾さんと記念撮影。朝早くから、ありがとうございました。


♪本日の楽曲
「笑顔の行方」 DREAMS COME TRUE

明日もお楽しみに!!!!

グッモニ 2016年2月18日
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