福井謙二グッモニ 3月14日(月) 第770回

みなさんこんにちは。 福井謙二グッモニです。
本日のコメンテーターは現代ビジネス ゼネラルマネージャーの瀬尾傑さん。

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「広島府中町の中3男子生徒の自殺事件」についてお話をうかがいました。

生徒が中学1年生の時に「万引きをした」という誤った情報が記載された資料をもとに、希望する高校への推薦を出さなかったことから生徒が自殺してしまったというこの事件。

間違いが指摘されていたにもかかわらず、紙の上だけでの訂正で、コンピュータのデータを修正していなかったため、ずっと誤った記録が残ったままになっていました。担任は、そのデータをもとに「万引きがあった」と誤認して、生徒に確認したところ「否定しなかったので、認めたものと判断した」と話しているといいます。

そもそも、学校の推薦というのはあいまいな制度で、特に基準があるわけではありません。
推薦は生徒の人格を評価するものですが、自殺した生徒は素行はかなりよく、真面目だったといいます。
にもかかわらず、万引きの記載があったという理由で推薦をやめているのは、機械的な判定をしているから。
仮に過ちを犯した生徒がいたとしても、中学1年生の時の過失を3年生まで引きずることは教育とは言えません。
本来の意味での教育がちゃんと行えていたなら、今回のようなことはなかったのではないかと話す瀬尾さん。

その一方で、学校だけでは解決できない問題もあるとして、「個人情報保護法」などで生徒の個人情報が共有できなくなっていることや、先生自身が業務が増えて忙しくなっていることなどを例に挙げて、教員の数を増やすこと、待遇を改善することが必要だというお話もしていただきました。


今朝の特派員は「シーナと一平」の女将としてお店を切り盛りするシーナタウンの江本樹里さんです。

豊島区は空き家率の高さで、23区内でワースト1なのだそうです。
街の活性化のため豊島区は空き家の価値を再生するリノベーションに力を入れています。
「シーナと一平」はその第一号として18日に椎名町に正式オープンする、カフェと主に外国人向けのゲストハウスを一体化した施設。

1階はカフェスペースで、ちょっとした小あがりの座敷でくつろいでいただくこともできます。
2階には5室の客室があり、正式な旅館としての営業許可ももらっているといいます。

また「布は世界の共通言語」をキャッチフレーズに、布の文化を大切にした店づくりもしており、有料ではありますが、カフェに置いてあるミシンを使うこともできるそうです。

現在は18日の正式オープン前のプレオープン中。訪ねて来た方々の反応、土日の賑わいぶりについても伺いました。


エンタメいまのうちでは日本一熱い"相撲芸人"として力士のみなさんからも愛される、お笑いコンビ「キンボシ」の西田淳裕さんに大相撲三月場所の見どころやプチ情報について教えていただきました。

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西田さんは鹿児島県の徳之島の出身で小さいころから小錦さんなどを間近で見て、男としてのカッコ良さを感じ、そこからハマってテレビや雑誌などを購入するようになりました。
2013年には横綱から呼ばれて、ジャカルタ巡業にもいっしょに行ったといいます。

そして動画サイトには相撲初心者のために覚えやすい特徴を歌にした幕内力士歌2016年初場所版をアップしています。

実際に力士のみなさんも見ていて、「もっと自分の時の時間を長くしてくれ」とお願いされてたりもしているそうです。

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他にも「なんでこんなことまで知ってるの!?」という力士の情報を沢山お聞きして、スタジオも驚きと爆笑に包まれました!


今場所は大関琴奨菊関の綱取りはもちろん、同じ一門の大関稀勢の里関の奮起、豊ノ島関や逸ノ城関の活躍、十両に落ちた遠藤関がどこまで勝てるのかも注目だといいます。

また、注意事項として、入り待ちの際にサインをもらうのは実はマナー違反で、(黒いペンで書くため、黒星を連想させます)
終わった後にもらうようにしてほしいというお話もして頂きました。

♪今日の楽曲
「Heart & Soul」 Huey Lewis And The News

明日もお楽しみに!


グッモニ 2016年3月14日
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