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2010年7月16日 「遡上高」は「津波」に関する言葉

東京・浜松町はきょうも猛烈な暑さ!?
梅雨明け近しを思わせる天候でした。


週明け19日は「海の日」、
そして、子供たちは夏休みに・・・
海や川での水遊びが楽しい季節を迎えました。


1993年7月12日は「北海道南西沖地震」があった日です。

どんな災害だったか思い出せますか?

「奥尻島」の近くの海底を震源とする大きな地震で
地震直後、青苗地区などは大きな津波に襲われました。

港周辺の住宅地はもとより、高台に避難しようと
渋滞していた車の列も津波に襲われ、
多くの尊い命が奪われました。

そうした中、被災地で驚くような光景が映し出されました。

標高30メートルを越える高いところの電線に
海草などが引っかかっていたのです。

えっ!高さ30メートルの津波が?
ではないのですね。


山の斜面をあっという間に津波が駆け上がる状態で、
駆け上がった高さのことを、「遡上高」といいます。

楽しいはずの海や川でのレジャーの際、
大きな地震が発生した場合は、
水辺から急いで離れ、できるだけ高い頑丈な建造物に
避難することが大切です。

大切な自分の身体、また愛する人を守るために
防災意識を忘れないで・・・ネ

文化放送報道制作部では「ニュースパレード」を中心に、日々のニュースをお伝えしています。

その一方で、私たちの周りには普段のニュースでは伝えきれないような話が溢れています。

それをお伝えする場所が、このリニューアルしたブログ。
部員それぞれがゆるやかに伝えていきます。
ニュースの「おまけ」として楽しんで頂ければ幸いです。
よろしくお付き合いください。

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