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2011年3月30日 みんなが活動

東日本大震災。
警視庁からも機動隊の隊員が
救出や捜索のため被災地に入っています。


kanpan.jpg

これは、その機動隊員たちが食べているものと
同じカンパンだそうです。
乾パンのほかに氷砂糖も入ってます。


よ~く見ると、やや黄色っぽい小さな粒々も。
これは、乾燥パイナップルです。


今回の東日本大震災で警視庁から派遣されたのは
これまでに合わせて819人。
そして今日からは新たに、第3機動隊と第9機動隊、
それぞれ200人ずつ=計400人が岩手に派遣されます。
もちろん、警視庁だけではなく各県警からも
広域緊急援助隊として大勢が活動にあたっています。


そして文化放送では・・・発生直後、
石森記者が宮城に、ヤギシタ記者が茨城から福島に入りましたが、
今週から再び石森記者が、今度は岩手を中心に取材しています。
その様子はレポートだけではなく
このブログでも紹介されると思います。

2011年3月28日 水を飲もうとして

このブログ長らくさぼっておりました鈴木びんです。

笠間焼き.jpg<

関東に住んでいると被災地とは少なからずの縁があります。
今朝、水を飲もうとして、この焼物が茨城の笠間で
買ったものだったことを思い出しました。

昔ながらの窯を備えた古い店からギャラリー風のお店まで
笠間焼を眺めて歩いたのが半年前。
その笠間焼の焼物も震災で7割が破損してしまったと聞きます。
水の放射能値も上がっているようで
心配無いとは言え、心配になるのが人情です。

先日、山本かおりnが書いてくれた
いわき市の風評被害にはもっとも胸を痛めております。
私の知人は時間を見つけては
地元の教会にアレンジしてもらい
支援物資を都内から運んでいますが、
34万人都市にモノが全くない状況で、
ゴーストタウンと化していると話していました。

日曜の夕方には、箱根駅伝の「山の神」
東洋大学の柏原選手も「まいどスポーツ」に生出演してくれて、
市の大半は屋内退避エリアにすら入っていないにも関わらず
「危険」との風評被害で人もモノも入って来ない惨状を訴えてくれました。

無洗米や水、おむつなどぜひ田町駅前の港区スポーツセンターに
お持ち頂ければと思います(今月末まで9時〜18時)。
今日、港区役所の方からお電話を頂き、
「文化放送で聞いたので」と支援物資を持って来て下さった方が
沢山いらしたそうです。
本当に感謝感激です。

それにしても風評被害は恐ろしい。
出荷制限のかかっていない野菜は気にせず買うことも
支援のひとつかなとも思ってます。

                

2011年3月25日 募金活動

缶詰いわき.jpg  水いわき.jpg                                                                                  東日本大震災発生からきょうで2週間。いまだに避難生活を余儀なくされている人たちが大勢います。
中でも福島県いわき市は、原発事故の影響などによる風評被害を受け、支援物資が届きにくく、深刻な食糧不足に陥っています。

避難所の方もですが、自宅で待機している方々の中には、震災発生から一度も支援物資を受け取ることができないという方も・・・

そんな中、いわき市とゆかりのある東京・港区が3月23日から31日まで、いわき市への救援物資受付を行っています。
場所は、JR田町駅近くの港区スポーツセンター。
                                                       受付品目は 賞味期限が3ヶ月以上のお米、缶詰、ペットボトル入り飲料、未使用、未開封のオムツ、粉ミルク、離乳食                                                                                                                                                
写真をごらんいただくとおり、水も缶詰もメーカーはばらばら、個人が持ち寄ったものがほとんど。並んで買ったお米5キロを持ってきたという方、会社の中で声をかけて集めた缶持を持ち寄った方もいました。
また、東京都は、水道水から放射性物質が検出されたため1歳未満の乳児に対し、ミネラルウォーターが提供されていますが、港区では1人に対し12本(500ml×12)を配布。その水をすべて救援物資に送ってほしいと持ってきた若いお母さんも・・・
いわきの窮状を見かねてのこと。1人ひとりが持ち寄ったものはわずかでも、今朝(25日)第1便(お米260キロ、水2000ℓなど)を乗せた4tトラックがいわきに向けて出発しました。


2011年3月23日 自分にできることを

写真.bmp


東日本大震災で被災された皆さんに心からお見舞い申し上げ
ます。


ところでこの写真は、現在私の自宅にある食糧の全てです。
この米と調味料しかありません。


震災の翌週の月曜日の朝、テレビのニュースを見ていたら、
「横浜駅で1時間半並んでもまだ電車に乗れない」という男性が
テレビのインタビュアーにマイクを向けられて「大変ですね」と
言われていたのですが、それに対してその男性は「並ぶだけ
ですからいいですよ。被災地の人たちはもっと大変なんです
から。」と答えていました。


首都圏に住んでいる我々も大変です。しかし今はまず、被災地の
方々のことを最優先に考えましょう。買占めはやめましょう。節電
しましょう。


一人一人が自分にできることを考え、実行すれば、それが大きな
力となり、この困難を解決する第一歩になるのではないかと、私は
考えています。

2011年3月21日 一丸

2011年3月11日午後2時46分。東北地方から茨城、千葉にかけての太平洋側を中心に
M9.0という戦後日本が経験する未曾有の大規模地震が発生した。
きょう(3月21日)時点で死者の数は8千人を超え、安否不明者も1万8千人を超す。
「これは現実なのか?」
日に日に入ってくる情報に理解がついて行かない。
そして福島第1原発の危機。
いま文化放送は開局以来最大の「使命」に直面している。この非常事態にわれわれ
報道スポーツセンターは懸命に総力戦で挑んでいる。
発生直後には石森記者が仙台に、柳下記者が福島に入って生レポを現地から放送した。
速報・続報・取材レポ・解説 データ整理と、 社員も契約者もアルバイトも総動員で全員野球だ。 
**
今もなお、ニュース枠を増枠して刻々と入電する最新ニュースをお届けしています。
相変わらず多発状態にある余震、37万人の被災地避難者の様子、予断を許さない原発状況、
そして地震の影響による物資不足、電力不足による停電、鉄道の運休、運行減。
伝えなくてはいけないことが沢山、たくさんあります。
いま報道スポーツセンターはすべての番組と連携を取りながら「一丸」です。
文化放送を是非、お聴き下さい。  報道スポーツセンター部長 関根英生

2011年3月18日 節電のお願い

東京電力はきょうも、5日目となる計画停電を実施しています。

0318.jpg

こちらは、文化放送の喫煙室の中から撮った写真です。

この真っ暗な喫煙室で、出演者もスタッフも愛煙家たちはスモーキンタイムを楽しんでいます。

文化放送も節電中。

皆様も、節電をよろしくお願いします。

2011年3月16日 ちからをあわせて。

tunamiseidaikou.jpg

被災地(宮城)での取材担当、石森です。

今、被災地が求めているものは
インフラの復活と、食べ物とくすりです。

とにかく、ガソリンにしても灯油にしても、薬にしても
また、さまざまな分野の技術者も
優先的に現地にまわす必要があります。


今回の物資不足は
石油関連施設、医療機器メーカー、
物流センターが地震の影響を受けたことが
大きな原因となっています。


ところが
それを復旧させるためには
緊急車両や作業車両のためのガソリンや物資も
いるわけです。

道路だって、復旧が進まなければ
物流も途絶えてしまいますが、
復旧のための人員や燃料もいるのです。


今必要なのは
文字通り痛みを分かち合って
ともに生き残ることです。


ちからをあわせて。


※画像は仙台港近く。
津波に流された自動車が散乱

2011年3月14日 東日本大震災

ご注意ください。


東京電力が発表した「計画停電」の影響で
電車が運行休止になったり
本数を大幅に減らすなどの事態となっています。


知らずに駅まで来たら、ホームに人が溢れている、
駅の構内にすら入れない、
というより、電車が動いていない、
電車が来ても超満員で乗れない、
~という状況で、通勤・通学の足を直撃しています。


0314studio.jpg


文化放送でも、電車やライフラインなど必要な情報を
できる限り丁寧に放送しています。
スタジオの前には、各番組で使えるよう
共通のお知らせ原稿が貼り出されています。
(写真が暗いのは、節電のためフロアの電気を一部、消してるからです・・・)


ラジオなどで情報をお確かめのうえ、お出かけください。

2011年3月10日 パンダの名前

上野動物園に先月やってきたパンダの名前が決まりました。
オスがリーリー(力力)、メスがシンシン(真真)、
応募総数4万438件の中から選ばれました。
                                  
応募が多かった名前、上位3位は、
オス 1位 タンタン(803件)
    2位 ユウユウ(741件)
    3位 パンパン(675件)                    
メス  1位 メイメイ(890件)
    2位 ルンルン(880件)
    3位 サクラ(817件)                 
                               
ちなみにリーリーは359件で、シンシンは127件でした。   
                                     
一般公開は、3月22日火曜日の午後1時から。
ただ、今月と来月はパンダにとって繁殖期。
リーリーとシンシンに繁殖の兆候が現れた場合、
公開できない場合もあるということです。

2011年3月 4日 「AKB48」出動

都庁担当記者のT・Tです。
来月10日の東京都知事選を前に
東京都選挙管理委員会はきょう4日、
アイドルグループ「AKB48」の成人メンバー13人を
起用した選挙ポスターと動画広告を発表しました。


動画広告は「投票に行こう!あなたと東京のために」を
キャッチコピーに、大島優子さんと篠田麻里子さんがアップで
「1票の大切さ、よく知っています」と投票日の投票を
呼びかけるだけでなく、期日前投票もぜひ!と呼びかけています。

この動画広告を『見たい』という人は、3月25日から
AKIBA TOLIMビジョン、ヨドバシビジョンアキバ、
スーパーライザ秋葉原、秋葉原UDXビジョンの秋葉原周辺をはじめ、
銀座4丁目はHot Vision銀座、新宿はアルタビジョン新宿など4ヶ所、
さらには立川や八王子なども含めて合計38ヶ所の街頭ビジョンと
JR東日本および東京メトロの電車内動画ビジョンで流されます。


また、今回「AKB48」を起用した背景に、多くの若者に投票を
呼びかけるという意図があったように、都内20ヶ所の
自動車教習所内デジタルビジョンでも流されます。


なお「AKB48」の呼びかける『投票フォー東京』のCMは
当然、文化放送でも3月24日から流れます。
「AKB48」の呼びかけにこたえて投票に行きましょう。

2011年3月 3日 世界を駆け回るマイク

やぎした記者のニュージーランドレポート、聴いていただいていますか?

やぎした記者の活躍は文化放送でのレポートだけではなく、テレビでも
確認できます。

0303.jpg

やはり存在感のあるこのマイク。
ニュージーランド地震のニュースで何度もテレビカメラに映っています。

我々文化放送の記者が毎日使っている相棒。
私もアメリカ大統領選挙の取材の際、ニューヨーク、シカゴに持って
行きましたが、テレビカメラに映すチャンスはありませんでした。

やぎした記者の入社初の海外出張もあと3日。
ラジオでやぎした記者の活躍を聴くのももちろんですが、
このマイクをテレビで確認したら、やぎした記者ががんばっていると
思ってやってください。

頑張れ「やぎした」!

2011年3月 2日 春は名のみ


毎年誰かがスタジオにお雛様を飾る。
今日の文化放送6スタ


thina1.jpg


2月23日 オールジャパン のブログで
日本の緊急援助隊救助チームがNZへ・・を書いた
柳下記者は、今NZクライストチャーチで取材中。


まだ水が出ないホテルで、
コーヒーの残りで体を拭き(?)
精力的に取材し
昼の「ランチタイムニュース」
17時からの「ニュースパレード」
各番組内でもレポートしています。


志高く、ニュージーランドで学んでいた人々が
瓦礫の下にいまだ取り残されていることを思うと
胸が詰まります。

2011年3月 1日 処分。

20110301rouka.jpg
民主党の会派からの離脱を表明した16人は
衆議院本会議の予算案採決を欠席しました。

16人は小沢元代表との関係が深いということもありますが
小選挙区を持たない比例選出ですので
激しい逆風の中、
次の当選は厳しいとの考えもあるのでしょう。

これを受けて民主党は、
代表格の渡辺浩一郎衆議院議員を「党員資格停止」処分にする方針を決め、
ほかの15人は「厳重注意」とすることを決めました。
上の写真は、処分内容を検討する役員会が行われた部屋の前の様子です。

予算を決めることは、総理大臣の指名に並び国会議員の大切な仕事です。
でも、その割には「処分が甘い」印象を受けます。

その背景には
「厳しい処分を下せば更なる党内対立を招きかねない」ということや、
衆議院で予算関連法案を再議決をする際のことを
考えたということもありそうです。

渡辺議員だけを党員資格停止にしたのは、
16人の結束を揺るがし
「もう一度チャンスを与えるから再議決では造反するなよな」という
メッセーシを出したともとれます。

・・・ですが、彼らはどうするでしょうか。
今回、党の執行部は予算採決の前に、16人に対し
欠席や棄権も処分の対象になると説得も行いました。
それにもかかわらず彼らが従わなかったことは、
執行部が求心力を失っていることを象徴しています。

それにしても
なにやっとんじゃ。

文化放送報道制作部では「ニュースパレード」を中心に、日々のニュースをお伝えしています。

その一方で、私たちの周りには普段のニュースでは伝えきれないような話が溢れています。

それをお伝えする場所が、このリニューアルしたブログ。
部員それぞれがゆるやかに伝えていきます。
ニュースの「おまけ」として楽しんで頂ければ幸いです。
よろしくお付き合いください。

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