高層ビルのエレベーターに乗り合わせた５人。
セールスマン風の男、老女、警備員、
整備工の男、若い女。
しかし、エレベーターが突然故障して停止。
閉じ込められた５人だが、照明が消えるごとに
１人、また１人、死んでいく。
しかも残虐な殺され方をしていくのだ。
ありえないような方法で。
この狭い密室、しかも真っ暗な中で、
だれがどうやってこんなことを...？
犯人は一体誰なのか？
生き残っていく者は、
お互いが信じられなくなってくる。
そして驚愕の事実とは？！

エレベーターを舞台にした作品は、これまでにも
いくつかあった。
『死刑台のエレベーター』『殺しのドレス』などの
サスペンス映画だ。
今回の『デビル』は、サスペンスに加えて、
ホラ－とショックがうまく組み込まれている。

息苦しくなるような閉塞感。
どんな結末が待っているのか。
ドキドキしながらクライマックスめがけて
進んでいくのだが、
ラストで明らかになる謎に、
納得がいくかいかないかはその人次第。

いずれにしても心拍数は上がり気味。

『デビル』　
　　７月１６日より公開