高橋和夫「アメリカとイランの現状」

高橋和夫「アメリカとイランの現状」

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アメリカとイスラエルによるイラン攻撃から半年が経とうとしていますが、一向に終わりが見えません。8月25日の「大竹まことゴールデンラジオ(文化放送)」では、中東研究が専門の国際政治学者、高橋和夫さんに現状を伺った。

大竹「ここのところ、終わりの気配は全くなく、逆に中東諸国を巻き込んで、かえって大きくしている感じもしています」

髙橋「そうなんです。アメリカとイスラエルは空軍があるからイランをどんどん叩くわけですけど、イランがアメリカまで攻撃に行くわけにはいかないですから、アメリカ軍の基地を置いている周辺諸国を攻撃して水平的に戦場を広げています。それにより国際石油市場に圧力をかけて石油の値段を上げてアメリカに圧力をかけて、トランプさんに圧力をかけるイランの非対称的な戦略ですね」

大竹「一方でイスラエルがアメリカと一緒になり、賛同するエジプトやヨルダンなどのアラブ諸国、これに対抗するイランを中心とする勢力はパレスチナ、ガザのハマス、レバノンのヒズボラ、シリアのアサド政権、イラクのシーア派の民兵組織、イエメンのフーシ派、それぞれ拮抗しているように見えますけど、戦力はどうなんですか?」

髙橋「私はアメリカチームとイランチームと呼んでいるんですけど、2023年、ガザのハマスがイスラエルを奇襲してきたため、イスラエルはハマスを徹底的に叩きました。そのためハマスはまだいるんですけど力を削がれてしまった。次にレバノンのヒズボラをイスラエルは叩きました。ハマスをやっつけて、ヒズボラをやっつけ、イランチームは2人倒れたわけですよね。
その後、ボーナスのようにシリアのアサド政権はあっさり倒れます。なぜかというと、反政府勢力が立ち上がると、これまではヒズボラが守っていたんですけど、今回はヒズボラも弱っていて応援に行けなかったんでアサド政権はあっさり倒れちゃったんです。そうなるとイランチームはハマス、ヒズボラ、アサドがいなくなった。サッカーでいえば3人がレッドカードで退場したという状況です」

番組では他にも高橋和夫さんが中東情勢について語っています。もっと聴きたいという方はradikoのタイムフリー機能でお聴き下さい。

「大竹まこと ゴールデンラジオ」は午前11時30分~15時、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。 radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。

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