吉崎達彦「アメリカではデータセンター建設が中間選挙のテーマに!」
AIを運用するためには巨大なデータセンターが必要で、今、アメリカではその建設の賛否が中間選挙のテーマになっているといいます。
8月25日「長野智子アップデート(文化放送)」では、株式会社溜池通信の代表取締役・吉崎達彦さんにこの問題について語ってもらいました。
吉崎「政府がお金を使い過ぎて財政赤字になると金利が上がる。そして民間企業はお金を借りられなくなる。これを経済用語でクラウディングアウトといいます。今、アメリカで起きていることは民間企業がお金を使い過ぎて金利が上がり政府が困っているんです。ハイパースケーラーと呼ばれるアメリカのクラウドをやっている巨大企業がガンガンAI投資をするわけです。その中でも最も投資が多いのがデータセンター。データセンターというのは滅茶苦茶電気を食うわけです。そうすると地元の家庭用の電気料金が上がるというのが問題になっていて地元の人たちに『お前たちは発電所も自分で作れ』と言われ、発電所も作ったりしてるんです。そういう民間投資があまりにもあり過ぎるんで米国債が売れなくなってベッセント財務長官が困っているんです」
長野「でも民間企業が投資して開発するというのは経済にプラスのイメージがありますけど」
吉崎「いい話だと思うんですが、問題はデータセンターというのは地元の評判がとても悪いんです。建設している間は数千人の人が働くし、建築現場で働く人の給料がいいので地元にたくさんお金を落としてくれます。ところができた後は全く人がいらなくなるので地元にはいいことがない。しかも電気料金は上がるし、巨大な建物ができて気味悪いと言われる。これが今、アメリカの中間選挙のテーマになりつつあって、世論調査をすると7割以上の人がデータセンターに反対の声を上げているんです」
番組では他にも吉崎達彦さんがデータセンターについて解説しています。もっと聴きたいという方はradikoのタイムフリー機能でお聴き下さい。番組の「ニュースアップデート」のコーナーでお伝えしています。
「長野智子アップデート」は毎週月曜~金曜の午後3時30分~5時、文化放送(FM91.6MHz、 AM1134kHz、radiko)で放送中。radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。
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