【アナコラム】鈴木純子「親と話していますか?」
文化放送メールマガジン(毎週金曜日配信)にて連載中の「アナウンサーコラム」。週替わりで文化放送アナウンサーがコラムを担当しています。この記事では全文をご紹介!
▼9月18日配信号 担当
鈴木純子アナウンサー

9月14日(月)「長野智子アップデート」長野智子さん夏休みウィーク初日をお届けしました。いかがでしたか。
「4時のアップデート」では、フリーライター永峰英太郎さんにご著書「マイナス相続サバイバルガイド」(東洋経済新報社)をもとに「今からできる相続対策」を伺いました。お母さまが末期がんと宣告されたとき、お父さまの認知症がわかりました。どうしたら良いのかわからず手探りで対処していったときの経験と後悔を丹念に、何冊もの書籍にまとめておられます。
実は永峰英太郎さんは私と明治大学放送研究会の同期で、お父さまは文化放送の元名物アナウンサー桂竜也さんです。
私の母に物忘れの異変を感じたとき、真っ先に相談したのは英太郎くんでした。料理の味が濃い。探し物が多い。気になることが色々ありました。
「気のせいだったら、ああ良かったね。で済むじゃない?」
と、ひとまずの受診を勧めてくれて、これが母の認知症を知るきっかけとなりました。良い先生を紹介してもらい、母は先生と話すのが楽しみでした。
都心への通院が辛くなり、近くに転院しましたが、あの6年余りがあったから、今の母がいると思います。
最近は相続対策に頭を悩ませる日々の私。「マイナス相続サバイバルガイド」は、まさに私のバイブルでもあるのですが、きっとリスナーの皆さんにも今、知っておいてもらえば役立つ情報だと思って、たっぷりお話を伺いました。radikoタイムフリーでまだお聴きいただけますので、ぜひチェックしてみてください。
番組終了後、時間を取ってもらって英太郎くんと少し話をしました。悩みの底にいた私に、私の性格をよく知ってる友人ならではのアドバイスをくれました。感謝しかありません。
番組中にも話が出たのですが、彼の一番の後悔は、銀行の手続きなどに奔走していて、末期がんのお母様に寄り添えなかったこと。この話を聴いて、結局何が一番大切なのかに気づくことが出来ました。
冒頭の話に戻ります。
ぜひ連休中に、親と話す時間を持ってください。
雑談をする中で、これからのことを少し話してみてください。もしものときに延命治療は必要なのか。自分が亡くなったら、家をどうしてほしいのか。急には話せないと思います。でもちょっとずつでも、親の希望を聴いておくことは大切です。
そして親の言動に変化がないか、にも気を配ってみてください。

番組のお知らせです。9月23日(水・秋分の日)午前11時~午後1時は「キユーピーメロディホリデー」ゆったりと美しいメロディに身をゆだねていただけたら嬉しいです。
そして午後1時~3時は「ポンコツラジオ~ともに認知症を知ろう」にしおかすみこさんと、ポンコツラジオの第3弾です。
ゲストに認知症のお母様を介護しておられるタレントの矢部美穂さん、司法書士の村山澄江さん。脳神経金センターよしみず病院の川井元晴先生にもお話を伺います。それぞれのお話がとても参考になります。
認知症の家族がいる方、今後心配な方、どんな対策をしておけばよいのかがわかります。是非是非お聴きになってみてください。そして感想もお待ちしています。