JVOAD「全国災害ボランティア支援団体ネットワーク」とは…栗田暢之代表理事にきく
毎週日曜朝5時5分からお送りしている「防災アワー」
防災をもっと身近にもっとわかりやすく生活目線でお届けしている番組です。
きょうの「防災アワー」は、NPO法人全国災害ボランティア支援団体ネットワーク・JVOAD代表理事の栗田暢之(くりた・のぶゆき)さんをゲストにお送りしました。

被災者支援の「漏れ・抜け・落ち・ムラ」を防ぐため、支援団体間の連携や調整機能を果たそうと2016年に設立されたJVOAD。
栗田代表理事によりますと「全国災害ボランティア支援団体ネットワークとは、災害中間支援組織と位置づけられている。災害が起きると行政、社会福祉協議会がボランティアセンターを設置し、そこに個人のボランティアがたくさん集まったり、NPOや企業など様々な支援団体が現地で支援を行う。支援の漏れやムラが生じないよう、調整をして、互いの過不足を補うような調整機能を果たす役割」とのことです。被災者に必要な支援を届けるということは、支援が十分であるかどうか、あるいは支援が届かないこともしっかり見ていかないと支援の漏れ・ムラが生じてしまうので、やはり調整機能が必要だということです。
栗田さんが「被災者支援」に携わるきっかけとなったのは、1995年の阪神淡路大震災。当時、大学の職員をされていた栗田さんは、のべ1500人の学生を連れて被災者支援に当たられたそうです。
特に印象に残っていることは、学生たちの新鮮な目や純粋な心だそうです。神戸市立の盲学校から依頼があり、学生が被災者に「何が食べたいか聞きに行くべきだ」とアンケートを取りに行ったそうです。一番食べたいと言われたものは何だったのか?
答えは「豚汁」ではなく「焼き肉」だったそうです。栗田さんは「被災された方々の生の声をしっかり聞く」という大切さを学生から学んだと話します。

11月2日・3日にはJVOADが主催する「災害時の連携を考える全国フォーラム」が国立オリンピック記念青少年総合センターで開かれます。
行政、社会福祉協議会、NPO、企業など様々な支援主体が一堂に会するフォーラムで、セクターごとの研修会だけでなく、異なる分野が被災者支援という共通目標に向かって徹底的に語り合う場で、今年で9回目を迎えるそうです。
詳しくはHPをご覧ください。
きょうの「防災アワー」聞き逃した方はradikoでぜひお聞きください。
気象予報士 防災士 気象庁担当記者 伊藤佳子
