吉崎達彦氏「岸田総理はファーストペンギン?新資本主義に期待!」10月5日「くにまるジャパン極」

吉崎達彦氏「岸田総理はファーストペンギン?新資本主義に期待!」10月5日「くにまるジャパン極」

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いよいよ動き出した岸田新内閣。組閣の顔ぶれや、岸田総理が打ち出した方針などについて、エコノミストの吉崎達彦氏は10月5日の「くにまるジャパン極」(文化放送)で素直な感想を述べた。

吉崎氏がまず驚いたのは、岸田新総理が衆議院選挙を10月31日に行うと表明したことだったという。

吉崎氏「いやびっくりしましたですよ。一応ですね、解散が10月14日。総選挙は解散日から40日以内にやらなきゃいけないって法律で決まってるから、11月の1週目か2週目、7日が本命といわれてたんですが、31日ってことは解散後17日間ですよね。今までで一番短い選挙は23日っていうのがあるんですけど、これは過去最短です。岸田さんはちょっと決断力が無いのかなと思っていたら、こんな思い切ったことを決められる人なんだな、というのにちょっと驚きです。」

さらに吉崎氏は、岸田総理の長年のブレーンであり、官房副長官に就任した木原誠二さんの勉強会で出た、ある言葉に注目した。

吉崎氏「ひとつ面白いのは先週の金曜日、10月1日に木原官房副長官の勉強会があって、その講師が誰だったか。今回幹事長に就任した甘利明さんなんです。幹事長就任初日の勉強会で甘利さんは「岸田総理はファーストペンギンだ」と。ファーストペンギンってのは、要はペンギンっていうのはいつも群れてるじゃないですか。その中で魚を獲るために海に最初に飛び込むペンギンが出てくると、みんながそれに続く。その最初に飛び込むのが大事で、菅内閣に最初に挑戦状を叩きつけたのは岸田さんだと。ここから一気に流れが変わっていったと思うんです。」

吉崎氏は、日本という国自体もまた、ファーストペンギンになる必要があるという。

吉崎氏「世界中がこれだけ格差が拡大しちゃって、なおかつコロナがそれに追い打ちをして、

どうにもこうにもならなくなったところで、正解が見えないんだと。ただ、分配に舵を取らなきゃいけないことだけはわかっている。日本はそのファーストペンギンにならなきゃいけない。そうすれば、世界が日本についてきてくれるんだ、と。そういうことを甘利さんはいっていて、それが4日に岸田新総理が経済政策として宣言した『新資本主義』ということなのかなぁ、と。」

野村アナはこの「新資本主義」とはかつて、アメリカのバイデン大統領が就任当時に語っていたことと似ている、と指摘。それに対して吉崎氏はこう述べた。

吉崎氏「実をいうと世界的にそうですよね。カナダの総選挙も9月にありましたけど、これはトルドーさんの自由党が一応現状維持で勝ちました。9月末に行われたドイツの総選挙も中道左派、社会民主党(SPD)が次の政権になるだろうという風にいわれています。つまり世界的に格差が行きつくところまで行きついちゃったんで、右派政党から左派政党、日本でいうと20年間続いた右派の自民党の清話会の時代が一段落して、菅さんという無派閥の総理を挟んで、およそ30年ぶりに左派である宏池会の総理大臣が誕生したわけです。」

岸田新総理が目標に掲げた「新資本主義」。吉崎氏は「アベノミクスがプロビジネス政治の8年間だったという風に考えたら、『新資本主義』はビジネス重視から国民生活重視への切り替えということになる。」と話した。世界の国が同じ方向を目指す中、岸田新総理がファーストペンギンとして先陣を切ることは出来るのか、今後の動きに期待を寄せた。

 

「くにまるジャパン極」は平日朝9~13時、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。吉崎達彦氏はコメンテーターとして毎週火曜に登場。radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。

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