中元日芽香「自身にとって必要なアプローチはどちらか選ぶのが大事」精神科医とカウンセラーの違いとは~11月8日『中元日芽香の「な」』

中元日芽香「自身にとって必要なアプローチはどちらか選ぶのが大事」精神科医とカウンセラーの違いとは~11月8日『中元日芽香の「な」』

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『中元日芽香の「な」』が、11月8日(月)午前7時に更新され、「教えて中元さん」のコーナーで精神科とカウンセリングの違いについてわかりやすく説明した。

原因不明の病気がきっかけでパニック障害になり、症状の辛さから精神科にいったが、精神科の先生に話を聞いてもらうだけで帰るころには症状が治まっていた。薬も処方されたが、飲むことはなかった。精神科とカウンセリングの違いはあるのか?というメールに、

中元は「一番大きいところは、お医者さんにしか薬の処方ができない。疾患名が断定できない。パニック障害とかうつ病とか、双極性障害ですとカウンセラーは見立てとしてこう(この病気の可能性が大きい)だろうなと思いながら聞いているが、患者さんに話すことはあまりない。診断を受けている方も利用できるし、精神科で診断名が欲しいということではなく、根本的に自分の中にあるものを整理して向き合いたいなぁというときにはカウンセリングを使っていただけるのかなと思う」と、精神科とカウンセリングの受診する際の考え方について話した。

また、「精神科の先生で診断して薬を処方してというのをメインにしている人もいれば、プラスアルファして話をしっかり聞くという精神科の先生もいる。なので、先生が丁寧に話を聞いてくれたことで薬を飲まなくてもスッキリしたのではないか」と、メールの状況を推測。

「精神科もカウンセリングルームと同じく本当にいろいろなスタイルがある。忙しくて話を聞いてもらうよりも早く仕事に戻りたい、あまり時間が無いという方にとっては、薬を処方するのがメインの先生が合っている。一方で、精神科の先生にも話を聞いて欲しいという人は、待ち時間は少し長くなってしまうが、丁寧にヒアリングしてくれる先生もいる」とした。

薬の処方と病名の診断が欲しい場合は精神科医。じっくり話したいときにはカウンセリング。自身にとって必要なアプローチはどちらか選ぶのが大事で、使い分けてほしいとまとめた。

『中元日芽香の「な」』は毎週月曜日午前7時に、Podcastにて更新中。
「過去の配信分もこちらから聴けます」

 

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中元日芽香の「な」

中元日芽香の「な」

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