円安で輸入原材料費高騰 「よい値上げ」実現はどうしたら…? ~12月28日「おはよう寺ちゃん」

円安で輸入原材料費高騰 「よい値上げ」実現はどうしたら…? ~12月28日「おはよう寺ちゃん」

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12月28日の「おはよう寺ちゃん」(文化放送)では、朝日新聞の記事「円安急進 経済回復に影」が取り上げられ、寺島尚正アナウンサーと、火曜コメンテーターで上武大学教授の田中秀臣氏が円安問題について意見を交わした。

円安が続くとの見方が多く、悪い物価上昇への懸念も

記事によれば、輸入に頼る原材料費の高騰に拍車がかかり、値上げを避けてきた飲食店の体力が限界に近くなっているようだ。

「ある店では10月ごろから仕入れ値が跳ね上がり、2キログラムを680円で仕入れていた輸入品の鶏肉が安くて880円、高い時には1000円を超えるようになったと言います。マヨネーズもおよそ100円値上がり、チキン南蛮定食を790円では出せなくなったと」(寺島アナ)

これについて田中氏は「鉄壁とも言える円安叩き、あるいはインフレ目標政策叩きですね」と指摘する。

「円安を叩きたいので、飲食店の方々の窮状を持ってきて、金融政策を叩きたいんですよね。そういった記事が最近本当に多くなってきて、金融緩和は円安の裏側みたいな印象なんですよね。アメリカは5%超の過度なインフレ懸念がありますが、それと比べて日本は最近、趨勢的には上がっていますけれど、それほどひどいもの(インフレ)ではなくて。ちょっと油断すれば、物価下落の可能性を秘めているので、金融緩和を緩めることはできません」(田中氏)

また、田中氏は円高になった場合について、「金融緩和をやめると円高になって原材料や原油を買うのが有利になるかと思うんですが、一方で、我々の生活がさらに困窮化してしまうと。財政・金融政策を大胆にやらなければいけない局面なんですけど、岸田政権の発想自体が財務省の枠内で収まっていますね」と語る。ここで田中氏は、国民に広く恩恵がいくよう、消費減税政策を提案。

「消費減税の恩恵は高所得者層にいくんですよ。それであれば岸田さんの出番で、高所得者層の恩恵を低所得者層に戻すために給付金みたいなものを分厚くして、なおかつ消費減税をやる。(そうすると)新しい資本主義にいくんじゃないかと思うんですけどね」(田中氏)

「来年以降も円安が続くとの見方が多く、悪い物価上昇への懸念が強まっているようです」と寺島アナ。田中氏は「よい物価上昇の可能性もありますので、両面見なければいけないですね」と分析した。

「おはよう寺ちゃん」は平日朝5~9時、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。 radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。

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