ジャーナリスト青木理が伝授「ニュースを見て自分なりの考えを持つための方法」

ジャーナリスト青木理が伝授「ニュースを見て自分なりの考えを持つための方法」

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テレビ、ラジオ、新聞、インターネット、様々なメディアでニュースが氾濫する中、5月24日「西川あやの おいでよ!クリエイティ部(文化放送)」では、ニュースを見て自分なりの考えを持つまでに至る方法をジャーナリストの青木理がわかりやすく解説した。

西川あやのアナウンサー「色々なメディアが存在する中、我々はどうやってニュースを受け取るのか?そして自分なりの考えを持つところまでどうやって繋げていくのか?まずは直接見たもの、聞いたものを伝えているオリジナルの一次情報にあたるというのが大切なんですかね?」

青木「そう。必ず1次情報にあたること。それから一次情報でもどういう情報なのか、例えば政府とか企業が発表した情報なのか、あるいは新聞社とかテレビ局、ジャーナリストが自分で取材して発掘した情報なのかを見分けることが大切です。政府が発表した情報なら政府が意図的に発信している情報、企業だったら宣伝したい情報なわけじゃないですか。新聞社とかジャーナリストが取材した情報なら政府や企業が発表されたくない情報なのかもしれません。また、一般の人がここまで全部やるのは難しいかもしれませんが、記者の立場も考えること。例えば政権に近い記者なのか、あるいは常日頃、政権に批判的な記者なのか、発信者のタイプによって考えることも大切です。整理すると、まず一次情報にあたること、そしてその一次情報は誰が発信してるかを理解すること。そしてその発信している情報を見て、それはそういう意義があるのかをできるだけ考えること。そして、できるだけ多様なメディア、複数の新聞社、複数のテレビ局にあたるっていうのが大切です」

バービー「各社のスタンスを改めて知りたいんですけど…」

青木「一般的に朝日、毎日、東京新聞はリベラルで政権に批判的。そして読売、産経新聞はどちらかというと保守的で今の政権とは比較的近いです。ただ政権に近いメディアに情報が出ると、どうも政権の意向はこうなんだなっていうのが読み取れたりもします。あと最近は新聞社の記事ってデジタルもそうだけど名前が書いてあるじゃないですか。この記者信頼できるなっていう人を何人か見つけておいて、その記者の書いた記事を追っていくのもいいかもしれませんね」

西川「個人が書いているっていうのを意識するんですね」

青木「そう」

 

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