村上信五くんと経済クン「世界初!今話題の後付け型スマートロック“アケルン”とは?」

村上信五くんと経済クン「世界初!今話題の後付け型スマートロック“アケルン”とは?」

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毎週土曜朝9時~放送している「村上信五くんと経済クン」。
9月17日(土)の講義は、世界からカギをなくすことをモットーに世界に先駆けて誕生した、後付け型スマートロック「Akerun(アケルン)」をお勉強しました。

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【株式会社Photosynth(フォトシンス)代表取締役社長・河瀬航大さん】
1988年鹿児島県生まれ。2011年、筑波大学理工学群卒業後、株式会社ガイアックスに入社。ソーシャルメディアの分析・マーケティングを担当。2013年にはネット選挙の事業責任者として、多数のTV出演・講演活動を行い、2014年、株式会社フォトシンスを創業、代表取締役社長に就任し、スマートロックAkerun(アケルン)を主軸としたIoT事業を手掛け、2021年、創業8年目にマザーズに上場。
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【後付け型スマートロック「Akerun(アケルン)」とは?】
世界からカギをなくすことをモットーに世界に先駆けて誕生した後付け型スマートロック。ドアに取り付けるだけで、誰でも持っているICカードやスマートフォンをカギとして利用できる世界初の製品。これまで、既存のドアに暗証番号などを利用して開ける鍵を後付けでつけようとすると大掛かりな工事が必要で、1つのドアに対して約100万円ほどかかっていた。しかし、この後付け型のアケルンが登場したことで、一つ月額1万円台でセキュリティレベルの高い鍵・またはスマートロックを取り付けることができるようになった。月額2万円ほどのレンタル商品となっている。初期費用は全くかからない。
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【アケルンの便利なところ】
利用履歴がスマートフォン上で確認きでる。誰がどこで働いているか、カギの開閉状況などが分かる。タイムカードとしての役割も果たす。防犯という点でも便利。また工事不要で貼り付けるだけ、というのは世界で初めて。
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【どういう人が利用している?】
現在はオフィスで多く使われている。サーバールームや研究室、薬品庫、コワーキングスペースやフィットネスクラブでも使われている。会員制という空間と非常に相性が良い。所属している人が限定的な空間を管理しながら出入りするような空間で多く使われている。
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【アケルンの誕生秘話】
25歳の時に、大学時代のサークルの仲間や地元の親友と飲んでいた時に「鍵って不便だよね」という話で盛り上がった。普通ならそこで終わるが、たまたまものづくりや通信に詳しいメンバーやエンジニアがいて、実際に作ってみようという話になった。それからおよそ3ヵ月で試作品ができた。ただ、そこから商品化するのに時間がかかった。
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【企業用と家庭用の違いは?】
家だと開閉回数が少なかったり、不動産の内覧のシステムに対応していないといけなかったり、住宅用ならではの機能に対応していないといけない。一般住宅用もすでに開発が進んでいて、来年頭からマンションでも普及が進んでいく予定。
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【今後の展望】
オフィスや家、車など色々なところにカギがある。これまでは一つ一つ持ち歩いていたが、それをひとつに集約したい。リアル空間におけるログインを共通化させるプラットフォームを作っていきたい。そして今後世界に進出していくために、もっと様々な鍵の形に対応できるようになりたい。
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河瀬さんは同世代ですが、思い描いたことをしっかりと形にされていてすごいなと感じました。なんといっても、アケルンの鍵が開いた瞬間の音がとてもスマートで近未来的でかっこいい!早く家でも使えるようになってほしいです!
坂口愛美

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「経済初心者」の村上信五が、ゲストの方に教えを請いながら 「お金」に強くなってゆく番組です。 「お金持ち」しか持っていない情報を イチ早く皆さんに提供できるよ…

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