高額療養費制度を利用するジャーナリストが大竹まことに負担引き上げを解説

高額療養費制度を利用するジャーナリストが大竹まことに負担引き上げを解説

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お笑い芸人の大竹まことが同世代や全世代の男女に向けてお送りしているラジオ番組『大竹まことゴールデンラジオ』(文化放送・毎週月〜金曜11:30~15:00)。4月27日の放送は、集英社新書から発売中の『高額療養費制度 ひろがる日本の〈健康格差〉』の著者である、ジャーナリストの西村章氏をゲストに迎えて話を聞いた。

大竹「今日は、『高額療養費制度 ひろがる日本の〈健康格差〉』というご本を紹介しながら、日本の現在の医療の問題をお話しいただくことになっておりますが、もともとこの分野にいらしたわけじゃない?」

西村「全く違います。高額療養費制度というのを、ある時期から自分がある病気にかかって、その疾患の治療でこの制度を利用してはいたんですけれども、医療記者とかそういう方向では全くなくて、ずっとオートバイの世界選手権、MotoGPという競技を追いかけて20数年、日本を出たり入ったりしながら、そっちの方を、どちらかというと専門にしてました」

大竹「高額療養費制度、まず、これが何かってことをご説明していただけますか?」

西村「日本の医療って、病院の窓口でお金を支払うのは3割負担じゃないですか。例えば1000円だったら300円を自己負担で支払う。例えば1000円ぐらいだったら300円、普通に払えますけれども、ちょっと大きい病気とか、大きい怪我をしたりなんかして、入院して手術して治療して、例えば100万円かかりましたとか300万円かかりましたとかってなったら、いきなりその3割を払えと言われても、なかなか払えるもんじゃないですよね」

大竹「はいはい」

西村「だから、あまりにも高額になった時に、その負担がきつくならないように一定以上はキャップを。分かりやすく言えばキャップですよね。これ以上の金額は払わなくていいですよ。月あたりの支払額ですけれどもね。1ヶ月、これ以上にかかっても払う必要はないです」

大竹「いい制度」

西村「そういう意味では、治療している人の救済」

大竹「高い薬も出てるしね」

西村「だからそれで助かっている人っていうのは非常にたくさんいるし、自分自身そうなんですよね。ボクは自己免疫疾患、関節リウマチという病気ですけれども、それを2009年に病気にかかっているのが判明して、生物学的製剤というものを一定間隔で投与するんですけれども、それの金額っていうのが、やっぱそれなりに高い金額になるわけですよね。ずっとそれを、その3割で払えっていったら払えるものではないですから。自分の収入区分とかによって。その前年の収入が基準になってるんですけど。」

大竹「なるほど」

西村「前年のあなたの収入だったら、これぐらいの負担の上限ね。今月はこれぐらいでいいよっていうので。それで払ってきたわけですよ。それがあるから、治療の効果があって、今こうやって普通に道を歩くこともできるし、ここにお邪魔することもできているという」

大竹「何年ぐらい、その治療は続いてるんですか?」

西村「治療開始したのが、2009年のシーズンオフだったから、もう16年。17年目ぐらいに入るのかな」

大竹「どんな疾患があるのか伺ってもいいですか?」

西村「関節リウマチで、普通は免疫機能で自分を守る作用があるわけじゃないですか、でも、それを自分の体が勝手に誤解して、自分の骨と関節とか内臓とか、そういうものを攻撃し出すわけですよね。で、骨が壊れていく。壊れた骨は元に戻らないわけです。虫歯が、穴が開いたら、いくら牛乳を飲んでも穴が塞がらないと同じで。自分が病気になってると気がついたのは、膝がものすごく腫れて、もう歩けないような状態になって、これはおかしいなあと思って。それまでも、後で思い返したら変だなってことはいろいろあったんですけど、でもなかなか、これはこの病気じゃないかなんて思い至らないもので。で、いくつか病院に行って血液検査とかして、その結果、関節リウマチだと分かって。生物学的製剤を点滴投与することで劇的に炎症が沈静化していくわけです。それまでは、階段を登ることもしんどいなとか」

大竹「うわあ、そんなだった」

西村「正座もできない状態だったんですけど、足が曲がらないから。でも、今、普通に正座もできるし、階段の昇り降りもできるし。ボクは毎月治療しているわけではなくて、大体8週間とか12週間に1回ぐらいの間隔で生物学的製剤というのを点滴投与してるんですけれども、その高額療養費制度を使うことで、治療している月の治療代が一定額以上はいかないってことなんですよね。いろいろ収入区分によってあるんですけれども、だいたいボクぐらいの収入の人だったら8万円ちょっとぐらいなんですね。でも、毎月8万円なんてきついじゃないですか。この制度の特徴で、直近12か月で上限額に3回達した人、つまり、3か月その制度を利用した人は、4ヶ月目からはさらに低くしますよって。多数回該当と言って、多数回使う人に該当するので、1回目、2回目、3回目までは、8万円、8万円、8万円で払うんですけど、4回目以降は44,400円に下がるわけです。それから後はずっと。直近12か月で、前の12か月を見ていくから、治療が続いていくと、ずっと1か月あたりの治療は44,400円で済むということなんですね」

大竹「その方法が国会に」

西村「高額療養費制度の自己負担上限額を上げると」

大竹「と言うのが国会に出て、確か石破政権の時ですよね。でも、この案は…」

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