ジャズバイオリニスト・牧山純子、世界的な音楽プロデューサーとあの女優を勘違い！？

野村邦丸アナ「牧山さんはジャズバイオリニストということですけど、改めてプロフィールをご紹介しますと、東京のご出身で、武蔵野大学をご卒業したあとに、技術を磨きにフランスへ渡られます。帰国後はソリストとして活躍をされた後、アメリカはバークリー音楽大学でジャズを専攻し、2021年には世界的テノールシンガーのジョン・健・ヌッツォをゲストに、ブルーノート東京でソロライブを開催。で、昨日、ジャズバイオリンの新しい世界をひらくCD『クラシカルトリオ』をリリースされました。さらに、どういうわけか日本テレビ系の『ミヤネ屋』のコメンテーターも担当されていらっしゃいます」

牧山純子「そうですね。色々なお仕事を担当させていただいてます」

邦丸「で、バークリー音楽大学っていうのは、名前だけは知ってるんですけど、結構、ジャズプレーヤーとかロックミュージシャンでも、バークリー出身っていうと、それだけで箔がつくっていうか」

牧山「そうですね、渡辺貞夫さんとか秋吉敏子さんの時代はアメリカに日本から行くっていうことも凄いことだったので、アメリカのジャズやロックを学ぶには最高峰といわれた大学ではあると思います」

邦丸「そこで、ジャズバイオリンを勉強するわけでしょ？」

牧山「ジャズバイオリンに私が出会ったのが、クラシックのイツァーク・パールマン……『シンドラーのリスト』とかを演奏している人なんですけど、オバマ大統領の就任式の時にホワイトハウスの前でヨーヨー・マと演奏していた人で、大好きなんですけど、その方のCDを集めるのが趣味だったんです。で、海外に行った時に偶然買ってきたのが、オスカー・ピーターソンっていうジャズピアニストの方とパールマンのコラボ作で」

邦丸「オスカー・ピーターソン、私一枚だけ持ってるんですよ、『サテンドール』って曲を弾いてるやつをね」

牧山「あ、そうなんですね！　で、それを偶然買って来て、パールマンだからクラシックと思い込んでいたら、そのCDに収録されていたのが『ミスティ』や『マック・ザ・ナイフ』のジャズのスタンダードで。私もこのジャンルを弾いてみたいと思った時に、日本には先生がいなかったのでネットで調べたら、バークリー音楽大学には弦楽器科～ストリングス・デパートメントっていうバイオリン、ビオラ、チェロの科があったので、飛び込みました」

邦丸「バークリー時代に舞台で共演されているアーティストを見たら貴方、デイヴィッド・フォスター！？」

牧山「はい、当日まで私はジョディ・フォスターが来ると思ってました」

邦丸「（噴き出して）ブッ！（笑）、ジョディ・フォスターは銀幕の大女優ですけど」

牧山「そうそう！　何で男性が来たんだろう？と思いました」

邦丸「デイヴィッド・フォスター。私、バンドのシカゴ好きなんで語っちゃうわけなんですけど、世界的な大音楽プロデューサーで、ピアニストでもあるし、自らも歌ったりもするし、色んな名曲を世に送り出してる人と共演するっていうのに、牧山純子は『ジョディ・フォスターじゃないの！？デイヴィッド？』」

牧山「誰？みたいな（笑）」

そんな牧山さんはこの後、スタジオで渾身の生演奏を披露。情熱的でセクシーな演奏を生で体験した邦丸アナは、ひたすら感動していた。その模様は是非radikoでどうぞ！

「くにまる食堂」は平日朝11～13時、文化放送（AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko）で放送中。radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。